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2005年09月26日
一票のラブレター
■遅刻気味に出社。そして終電まで働く。招待状の宛名ラベル貼り。結局終わらなかったので、持って帰って家でも作業する。作業しながら映画祭の審査員であるババク・パヤミ監督の『一票のラブレター』という映画を見た。選挙が行われることになって田舎の島に都会から派遣されてきた選挙管理委員の女の子が、投票を集めるために島中をまわる。付き添いの軍人をはじめとした島民たちは、いまひとつ「民主化」とかそういう発想そのものがなくて、選挙の意義そのものが伝えられずにいる。パヤミさんの真摯な人柄が伝わる誠実な作風で、選挙の意義というのが、また違う形で問われている現在色々と考えさせられた。すげえ地味で淡々と話がすすむので、「ながら」で見るには適さない映画だったかもしれない(笑)。
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投稿者 junne : 2005年09月26日 23:34