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2006年06月25日
6/20(火) Las Vegas
■午前中はホテルで洗濯。午後から出かける。結局バスとかは使わず、ひたすら歩いた。今日も快晴。暑かったなあ。昨日の続きでストリップをずっと流してみる。
トレビの泉もあったけど、特にまた来たいとも思わなかったので(笑)コインを投げたりはせず。
■というような界隈を経てエルビスの記念館へ。ちょっとはずれたところにあって、建物も割とショボい。
■House of Bluesというライブハウス(これもホテルの中にある)で、Zappa Plays Zappaというライブ。要するに故フランク・ザッパ(以下、バッハ一族とかアレクサンドル・デュマ親子にちなんで「大ザッパ」という)の曲を、息子のドゥイージル(以下小ザッパ)が演奏する、というもの。会場はオールド・ファンっぽいひとでいっぱいだ。入場の際にカメラを預けさせられたんで写真はなし。
コンサートはまず、大ザッパ73年のRoxy Clubでの演奏の映像から始まる。「デンタル・フロス」の映像のあと、小ザッパと彼のバンドが登場。ナポレオン・マーフィー・ブルック(テナー・サックス、フルート、ボーカル)を筆頭に、トランペット兼キーボードの兄ちゃん、アルト・サックス兼キーボードの黒人のお姉ちゃん(かっこいい)、パーカッションのおっさん、ベースのおっさん、ギターのおっさん、ドラムのメガネくん(ジョー・トラヴァース)、という編成。
とにかく が大活躍。歌モノは基本的にすべて彼が歌うし、サックスはバリバリ吹くわ踊りまくるわ。以下、バンドメンバーそれぞれにさすがの演奏力で、複雑ながらエンタテイニングな楽曲の数々を鉄壁の演奏で再現。
なんといってもハイライトは後半のゲストプレイヤー2人。まずは舞台右側に配置されたドラムセットにテリー・ボジオが登場。うわー、いきなり「I'm So Cute」だ!
ドラム・セットはボジオにしてはシンプルで、バスドラが一個しかないようなセットだったのだけど、それでも彼の凄さは十分伝わる。いや、「とにかく滅茶苦茶手数の多い人」という印象だったのだけどそれだけじゃないのね。タイトでズシっと重たいし、何より音がでかいの。あんなパワフルなドラマーだとは思わなかったのでびっくりした。
ボジオのドラムで5曲くらいやってから今度はスティーヴ・ヴァイが左手に登場。右にボジオ、左にヴァイという配置で、もうどっちを見ていいのか(笑)。とりあえずここではボジオとヴァイが一緒に演奏するのは一曲で、ボジオはいったん引っ込み、ヴァイ入りでまた数曲、小ザッパとヴァイのギターバトル(ヴァイ速過ぎ!あんな速いの初めて見たかも)なども。ヴァイのギターで「ピーチェズ・エン・レガリア」とかやっちゃうんですよ!
終盤、ヴァイもいったん引っ込みスクリーンが下りてくる。画面にはギターを演奏する大ザッパ。大ザッパのインスト曲の映像に現在のバンドがバックを勤めるという趣向。後半は小ザッパが演奏を引き継ぐ。
アンコールでは再度ヴァイとボジオが登場。やっぱこの二人って別格だね。この二人が一度に見られるというだけでもラスベガスまで出張った甲斐があるコンサートだったと思う。
ライブ後、チケットに小ザッパのサインをしてもらう。その際に「日本にも来てよ!」と言ったら「あ、4月に行くと思うよ」と言ってました。超期待!
投稿者 junne : 2006年06月25日 07:28
コメント
4月チョー期待してます!
投稿者 小ボジオ : 2006年06月27日 22:20