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2007年08月17日

ミシェル・ウエルベック『ある島の可能性』

■フランスのSF作家(なの?)による思弁SF(スペキュラティヴ・フィクションてやつですね)。「インビテーション」の三田格さんによる書評を読んで気になってた一冊。

■2つのプロットが交互に語られる。「ダニエル1」と「ダニエル24」(後半からは「ダニエル25」)がそれぞれの語り手。ダニエル1のほうはほぼ現在を舞台にしており、ダニエル24および25はクローン技術によって生まれたる遠い未来の「ネオヒューマン」たちだ。哲学的なコメディ作家として高い評価を得ているダニエル1の「人生記」。それに対するダニエル24および25による「注釈」によって話が進められる。

■えーと、どこまで書くとネタバレになるのか判断に苦しむところがあるのでストーリー紹介はここまでとしておくけど、個人的にはいかにもフランスのSFだなあと思ったフランス映画でSF的な要素を取り込んでいるやってこういうノリのが多い気がする(テキトーかつ漠然とした話ですいません・苦笑)

ある島の可能性ある島の可能性
ミシェル・ウエルベック 中村 佳子


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投稿者 junne : 2007年08月17日 14:30

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