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2009年05月03日

【合掌】忌野清志郎さんR.I.P.

■なんだか今でも信じられないというか。

■ぼくはバンドブームっ子なので、最初はRCというと「ちょっと前のバンド」っていう印象だった。なんだけど、当然のごとくその存在感のデカさっていうのは無視できないものがあったし、気がつけばなんだかんだでいつも気になる存在になっていた。

■実のところ、ぼくはけっして彼のいいリスナーではない。前々から「俺はチャボ派」って公言してたし、実際ライブだってフジで何回か見たことがある程度だ。でも、そんなぼくですら彼から受けている影響っていうのはけっこうなものがある。今思えばおそらく彼の『Memphis』を通してソウルっていうものを知ったし、『Covers』やタイマーズはロックの反骨精神みたいなもののすごくわかりやすいお手本だった。

■昔『ロッキング・オン』で松村雄策が書いてたことで、ロックはいつまでも子供でいたがるものだけど、清志郎は「大人だろ、元気を出せよ」と歌ってくれると書いていて、それがなんだかすごくよかった(つってもそれを読んでたぼくは高校生だったんだけどね!)。その「空がまた暗くなる」は、ぼくが一番好きな清志郎の曲のひとつ。「キモチE」とかああいうスカっとしたかっこよさと、すごいセンチな面が同居しているところが魅力だったと思う。ほんとにかっこいい人だった。あんな人はたぶんもう現れないんだろうな。

投稿者 junne : 2009年05月03日 01:07

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