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2010年10月02日
9月に読んだ本
近藤 譲『音を投げる―作曲思想の射程』
8月に続き仕事の資料
J・ G・バラード『時の声』
初期の短編集。いずれも終末感漂う作品で、この偉大な作家の生涯を貫くものを感じる
クリストファー・プリースト『魔法』
(だいぶ)前に読んだ『奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)』がああいう話だったので、こういうことかなとか予想しながら読んだら全然違った。おもしろいよ。
ジェフ・ヌーン『ヴァート』
英国産ヴァーチャル・リアリティ・ドラッグ・サイバーパンク?これはかっこいい!こういうSF大好き!そういえば俺、『時計仕掛けのオレンジ』って読んでなかったんだった
ラルフ・"サニー"・バージャー『ヘルズ・エンジェル―サニー・バージャーとヘルズ・エンジェルズ・モーターサイクル・クラブの時代』
ヘルズ・エンジェルズの栄光を築いた立役者の一人の自伝。
石丸 元章『SPEED スピード』
文体自体でドラッグを感じさせようというカッ飛んだグルーヴのある本
後藤 繁雄『天国でブルー (The day book (3 1995-1998))』
日記と銘打ちつつ、まあバラエティブック的な本。こういう本作るのって楽しそうだよね。装丁が綺麗。
松岡 正剛『連塾 方法日本II 侘び・数寄・余白 アートにひそむ負の想像力 (連塾方法日本 2)』
まあいつもの感じ。
後藤 繁雄 , 日本グラフィックデザイナー協会『デザインの未来』
個人的にはあんま参考にはならなかったかな
神林 長平『グッドラック―戦闘妖精・雪風』
ずーっと前にシリーズの第1作を読み、ずっと前に買ってあった第二作。エンターテイニングながらかなり深くて複雑な思弁というか思考実験を行っている、SFの理想みたいな本。続きも読まないとね……。
ウィリアム・バロウズ『ジャンキー 新装版』
いまやドラッグ本の古典か。医学的な根拠ゼロで思いつくままにドラッグの効能を述べるあたりはさすがである。が、この後の小説のほうがやっぱ凄いね
松江 哲明『セルフ・ドキュメンタリー ---映画監督・松江哲明ができるまで』
10月には弊社からも松江さんの本が出ます。現在鋭意作業中。こちらはまあ自伝ですね。自分は映画の人間ではないけれども、何かと読むと「そうだよな!」とか思って元気の出る本です。
投稿者 junne : 2010年10月02日 14:42
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