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2012年02月07日
1/27 高円寺電子音楽団
■昨年のマイブームのひとつとして韓国ロック/韓国サイケというのがある。震災直後にライヴを観たTamyoだったり、来日は見逃したけどもチャン・ギハと顔たちだったりといった現役バンドもさることながら、60~70年代のコリアンサイケがなんと言っても面白くてね。
■で、コリアンサイケの両巨頭といえば、おそらく文句なくシン・ジョンヒョン先生とサヌリムなわけです。シン先生は韓国ロックの父と呼ばれる偉大なギタリストであり、いわば内田裕也と細野晴臣を一人で兼ねたような存在(だと思う)。そしてサヌリムはキム三兄弟率いる「韓国の裸のラリーズ」(と、ディスクユニオンのサイトに書いてあった)である。
■そんなシン・ジョンヒョン先生の正統な後継者である次男坊のシン・ユンチョルと、現在のサヌリムのメンバーでありチャン・ギハと顔たちなどいまや韓国ロックシーンになくてはならない存在である長谷川陽平という、現代コリアン・サイケ二大ギタリストが来日!しかもペンギンハウスにやってくる!ということで風邪ひいてたけど頑張って観に行きましたよ。
■仕事が終わらずちょっと遅れたので、対バンのAmericoは半分くらい(たぶん)しか観れなかったのだけど、動画を撮ってみました。iPhoneで動画撮るの初めてなんだけど全然OKですね。最新CD-R収録曲!
■そして続けて登場したのが「高円寺電子音楽団」。シン・ユンチョルのソウル電子音楽団をもじったネーミング。SGにエフェクターをたくさんならべた長谷川さんと、ストラトをワウのみで鳴らすユンチョルさん(このストラトがまた年季の入ったギターでかっこいいのです)。
一曲目からガツンと太いリフに、ソロでは韓国ロック独特の音階が飛び出す。かっこいいわ! ソロの応酬が多く、一曲あたりの尺は長め。サイケデリック! 本編ラストは「ワイルド・シング」のカバー!
■かっちょいいーー!って思ってたらアンコールではシン・ジョンヒョン先生の代表曲「美人」を演奏。あとで「これは内田也哉子が『コミック雑誌なんかいらない』を歌ってるようなものですよ!」って説明したのだけどちょっと違う気もする。
■ということで物販ではソウル電子音楽団のCDを購入。いまや本国でも入手困難という第一集と、昨年リリースの第二集をまとめて買い求めてホクホクである。
LIFE IS STRANGE (DELUXE EDITION)(2CD)/ソウル電子音楽団 by G-Tools |
投稿者 junne : 2012年02月07日 12:51
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