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2015年01月02日
2014ベスト10 Book篇
ぼくにしては珍しく2014年は旅行の多かった年だった。韓国とインドネシアへの旅行はすごく自分にとって収穫のある旅となった。そんな自分にとって大変に刺激になったのが以下の2冊。
史上最強の台北カオスガイド101 (SPACE SHOWER BOOKs) 丸屋九兵衛 スペースシャワーネットワーク 2014-01-30 by G-Tools |
大韓ロック探訪記 (海を渡って、ギターを仕事にした男) 長谷川 陽平 大石 始 DU BOOKS 2014-05-16 by G-Tools |
音楽書でも良書が多かった。特にいわゆるモノグラフで力の入った本が多かったと思う(『「4分33秒」論』とかね!)。萩原健太さんの本を片手にディランのアルバムを辿っていく、というのが昨年後半のひそかな楽しみだったのだけれど、これを今年も継続していきたいと思う。あと、ぜひエルヴィスの本も書いてください。
ボブ・ディランは何を歌ってきたのか (ele-king books) 萩原健太 Pヴァイン 2014-08-06 by G-Tools |
小説の新刊はあまり読めなかったのだけど、読んだ中でよかったのを日本と海外で一冊ずつ挙げておきます。
春の庭 柴崎 友香 文藝春秋 2014-07-28 by G-Tools |
ペナンブラ氏の24時間書店 ロビン・スローン 島村 浩子 東京創元社 2014-04-21 by G-Tools |
ブックガイドではこの2冊
ベスト珍書 - このヘンな本がすごい! (中公新書ラクレ) ハマザキカク 中央公論新社 2014-09-09 by G-Tools |
ROADSIDE BOOKS ── 書評2006-2014 都築 響一 本の雑誌社 2014-06-24 by G-Tools |
ジンを始めようと思うきっかけになった本のひとつ。会社で本が作れないなら自分で出しちゃえばいいのだ(出版社を作っちゃうほど思い切ってはいないのだけど)。
あしたから出版社 (就職しないで生きるには21) 島田 潤一郎 晶文社 2014-06-27 by G-Tools |
去年に限らずここ数年、音楽雑誌で面いといえばだんぜんこの2つです。俺もがんばります。
ついでに2014年の新刊じゃないけど読んで面白かった本も6冊ほど
ルイス・ブニュエル 四方田 犬彦 作品社 2013-06-21 by G-Tools |
脳病院をめぐる人びと: 帝都・東京の精神病理を探索する 近藤 祐 彩流社 2013-10-02 by G-Tools |
HHhH (プラハ、1942年) (海外文学セレクション) ローラン・ビネ 高橋 啓 東京創元社 2013-06-28 by G-Tools |
家族喰い――尼崎連続変死事件の真相 小野一光 太田出版 2013-10-30 by G-Tools |
東京プリズン (河出文庫) 赤坂 真理 河出書房新社 2014-07-08 by G-Tools |
怪奇映画天国アジア 四方田 犬彦 白水社 2009-06 by G-Tools |
投稿者 junne : 2015年01月02日 00:10
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