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2006年06月22日
6/14(水) NYC
■Mixiで教えてもらったMail Box ETCで検索したらちょうど近所にオフィスがあったので、本やレコードをまとめて日本にばさっと送る。結構高くなっちゃったけど、あの重量をかついて日本に帰るというのはありえないのでしかたないね。
■PATH Trainでクリストファー・ストリートに出て、Angelika Film Centerへ向かう。途中で適当な中華料理屋に入って食事。
なんか太いビーフンみたいなやつと牛肉。
その後通りかかった映画館(Film Forum)で「B Noir Festival」というのをやってるのを発見。うわ、見たかった!しかも今日はサミュエル・フラーの2本立て。かなりそそられたのだけど、両方見てる時間もないので断念。
■で、目的のAngelikaへ。
映画『Art School Confidential』を見る。『ゴースト・ワールド』のテリー・ツワイゴフ?監督の新作。脚本も『ゴースト・ワールド』の原作者ダニエル・クロウズだったりするので期待して見たのだけれど、これはなかなか面白かった。『ゴースト・ワールド』と違って主人公がティーン女子とかじゃなくボンクラ男子美大生なので、『ゴースト・ワールド』にあった多少なりともポップな感じがなくなっちゃってますが。日本では苦戦するかもね。
■映画が終わるとそのままブロードウェイを上がっていって今日もタイムズスクエアへ。なんか毎日似たようなところをウロウロしているような。ちょっとNYパンク名所巡りとかもしたかったのだけど、意外と時間がないのよね。53rd&3rdとか行きたかったのだけど(53丁目と3番街の角はハッテン場になっていて、Ramonesの「53rd&3rd」は若き日のディーディーがここに立っていた時の経験がもとになっているとされている)。
■ともあれ今日はtagさん・いっしーさんと合流して、タイムズスクエアの「BB King's Bar & Grill」でMinistry & Revolting Cocksです。入場の際にカメラを預けちゃったので写真はなし。
開場は割とシックな感じでこじんまりとしたところ。もっと人気あると思ったんだけどなあ。ちなみに最近ではLoudnessがここでやったそうです。
前座がもう一バンドついたのだけど、これもまあベタなラウドロックではあるもののなかなかかっこよかった。最後は「Ace of Spades」のカバーだったり。
レヴコは終始馬鹿で大変楽しい。ベースのお姉ちゃんがかっこよかったなあ。最後はなんと「Da Ya Think I'm Sexy?」(いわずと知れたロッド・スチュワートのカバー)でガンガン躍らせる。
MinistryはSlipknotのドラマーを含んだ5人編成(アルせんせい、ギター2人、ベース、ドラム)。ほとんどが新譜からの曲で、ものすごく音がでかい。それでも分離は結構よかったりするので、轟音ながらも個々の楽器の音がはっきり聞き取れる。終盤で昔の曲もちょっとはやったけど、まあ「N.W.O.」「Just One Fix」「Thieves」「So What?」「Psalm 69」くらいだったかな。
Ministryの時は前から2列目くらいでずっと見てたのだけど、もの凄くギュウギュウでしかも左右をでかい兄ちゃんに囲まれたので終始二人の肘がこちらの鎖骨付近にグリグリと食い込むという非常に過酷な状況。しかしながら人が多すぎて逃げるに逃げられず。本編が終わったところでようやく離脱してアンコールだけ後ろのほうで観戦。いやあ壮絶でしたわ。
投稿者 junne : 2006年06月22日 11:20