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2008年01月16日

若島正『ロリータ、ロリータ、ロリータ』

■連休中(Filthのライブ後)に風邪を引き、布団の中で読み終えた一冊。いやー、これは面白い!ナボコフを読む、『ロリータ』を読むとはどういうことなのか、テクストのほんの一部を抜き出して様々な角度から読み方の例を示す。テクストに縦横無尽に織り込まれた仕掛けがあざやかな手つきで明らかにされてゆく様は圧巻であると同時に、おそらくそれですらも決して「すべて」ではないのだろうということが予感され、著者も言うように「『ロリータ』を読むという行為」には終わりはないという実感がもたらされるとともに、「何はともあれもう一回読もう!」という気にさせられる。いやー小説を読むってのは楽しいよなあ!

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投稿者 junne : 2008年01月16日 18:42

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