2009年04月03日
キース・リチャーズ 彼こそローリング・ストーンズ
■すごい昔に買ってずっと積読状態にあった本を何気なく読んでみた。要するにキース・リチャーズの伝記で、随所に本人のコメントや周囲の人間の発言が引用される。かなり前に出た本なので、時代的には70年代末くらいまでの話。
■まず印象的だったのは、ブライアンの扱いの酷さ。「何もできないくせに主導権を握りたがって周りに迷惑ばっかかけてた奴」くらいの扱いなの。キース本人も酷くて、ブライアンの死後にインタビューでバンド名の由来を訊かれ「さあな、ブライアンに聞いてくれ」と答え、続けて「どこで会えますか?」と訊かれたら「プールの中だろ」だって。ひどくね?
■たいへんグッときた箇所というのが、ドラッグで捕まって裁判を受けてるときに
裁判官から「リードギターっていうのは何をするのか」と訊かれ、「いちばんでかい音を出す人間です」と答え、傍聴席からやんやの喝采を受けるというくだり。なので今後はぼく大甲子園で「いちばんでかい音を出す人間」でいこうと思いました(まあ改めて思わなくても最近はわりとそうなんだけど)。
■ハノイツアーの後にさらにこんな本を読んだりしたもんだから「血中ロケンローラー濃度」が急上昇中。いや現実的に急上昇中なのはむしろ血中アルコール濃度」なのだが。なんか酔っ払って夜中にギター弾きまくったりしてますよ。近所迷惑もいいとだけど。
■関係ないけどキースといえば最近笑ったのはこの記事
キース・リチャーズ 彼こそローリング・ストーンズ (ソニー・マガジンズ文庫) Barbara Charone 中江 昌彦 野間 けい子 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
投稿者 junne : 2009年04月03日 18:15
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