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2010年10月21日
10/19(Tue) 「出来」は「しゅったい」と読むんだよ
■新刊2冊の見本誌出来!
ということで先月末から今月頭にかけてずっとかかりっきりだった二冊ができました。
■『ノー・エンジェル ヘルズ・エンジェルズ潜入捜査官』は副題のとおり、ヘルズ・エンジェルズ潜入捜査の記録。筆者は捜査官本人。こちらに原書が出たときのトレーラーが↓
ルックス的に本物に負けないくらい悪そうなこの捜査官がバイカーに扮してエンジェルズに接近するわけですよ。
んで彼らと日常をともにするうちに影響されていき、もともと突っ走りがちな性格だっていうのもあって家族や同僚と次第に軋轢が生じる、そんな苦悩も描きつつ、やっぱ興味深いのはヘルズ・エンジェルズという集団の生態だったり潜入捜査のやり方とか。
渋いエピソードもいろいろあるので是非読んでみていただきたい。
ちなみにカバーの折り返しのところに革ジャンのジッパーをあしらったデザインになってるんだけど、これはぼくのSchottです。
ノー・エンジェル ヘルズ・エンジェルズ潜入捜査官 ジェイ ドビンズ ニルス ジョンソン=シェルトン 島田 陽子 メディア総合研究所 2010-10-26 by G-Tools |
■んでもう一冊は松江哲明『質疑応答のプロになる! 映画に参加するために(ブレインズ叢書4)』。HEADZ主催のカルチャースクール「BRAINZ」の講義録シリーズ。
この講座はこれまで本になったものと違って結構参加型なもの。舞台挨拶とか映画祭とかでトークとかやった時に、「それでは質疑応答を」って言ってもなかなか手が挙がらない。それってもったいなくない?ってことで、映像作家をゲストに招き、生徒が質疑応答をやってみよう、という記録であります。
毎回上映機会の少ない映像作品を取り上げ、それに関する質疑応答を繰り広げるのだけれど、松江さんも「こんなに笑ったゲラ校正は初めて」というくらいの抱腹絶倒、かつ真摯に映画・映像、ひいては芸術とか表現全般の本質に迫るような熱い議論が行われてるので必読だお!
質疑応答のプロになる! 映画に参加するために (ブレインズ叢書4) | |
松江 哲明 真利子 哲也 いまおか しんじ 村上 賢司 古澤 健 メディア総合研究所 2010-10-26 売り上げランキング : 14273 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
投稿者 junne : 2010年10月21日 19:33
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