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2013年03月01日

週報 2/11-17

2/11(Mon)
中野のDeep Jotyでランチ。入り口付近に立てられた色褪せたメニュー看板とは裏腹に地下に潜る階段を降りて扉を開けるとなかなか小奇麗でオシャレな店なのであった。1000円でカレーが二種類つくセットを注文、マトンカレーとマッシュルームほうれん草カレーを両方辛口で。どちらも割と旨かった。

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中野のスタジオで、とある即興演奏プロジェクトのリハに参加。ルールつきの即興みたいなものだと思うのだがまだルールが確立されておらず、まずはルールを固めるところから作っていく段階という感じなのだけど、プロジェクトの発起人自身が何らかの確信を持って進めてるという感じでもないのでなかなか定まらずにいる。とはいえちょっと面白くなる感じはあったので継続して参加できるといいな。

2/12(Tue)
二日続けてスタジオなんて久々だが、昨日に続いて今度は昨年からやっている新バンドのリハである。前回は急遽病欠したメンバーがいたので全員揃うのは3回目で今年に入ってからは初めてだ。前回やったときにもいい感じになりつつあるなと思ったんだけど、いよいよ形になってきた感触。そろそろライブも入れていこうと思うのでご期待ください。
で、二日続けて同じ楽器とエフェクター構成でスタジオに入ってみて思ったのだが、ぼくのギターは大変に音がよい。大甲子園をはじめ、普段はマーシャルを使うことが多いのだけど、なぜかこの二日間はそうではなくて、昨日はフェンダーで今日はJCを使ってみたところ、なんかいつもよりいい音の気がしてきた。実はマーシャルとの相性のよくないギターだったのだろうか。それともマーシャルを使いこなせてないだけで、マーシャルでももっといい音で鳴らせるのだろうか。もう10年近く弾いてるギターなのにいまさら何を言ってるのかって話ではありますが。
写真はメンバーのろーこさんのインスタグラムより無断拝借。なお、バンド名が「Galaxy Express 666」に仮決定いたしました。

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そして例によってスタジオの後はサイゼリアで2時間半ほど。ノルウェーのマズい菓子の話から始まりなぜか職場の話に。

2/13(Wed)
雪の予報だったのだがまたしてもはずれたようだ。ちょこっと積もってるところがあったから夜のうちにちょっとは降ったのかね。
印刷所が来て打ち合わせ。けっこう丁寧に準備した上で進める感じになりそうで安心感がある。こういうのあんまやったことないのが我ながらいかがなものかとは思いますが。
シェイクスピア『タイタス・アンドロニカス』を読む。実は今年は週に1冊シェイクスピアを(白水社μブックスの小田島訳全集版で)の読むというのを自分に課しているのである。先週読めなかったので今週あたりは2冊読まなきゃなのだが、とりあえずそのペースで行くと9月くらいに全部読める計算である。
『タイタス・アンドロニカス』はタイトルのかっこよさでは『テンペスト』と双璧なんじゃないか(これをバンド名にしてる人たちもいるよね、たしか)。どんな話かは全然知らなかったのだけど、人名なんですね。ローマを舞台にした復讐劇で、ちょっと驚くくらい血腥い話。これ、舞台でリアルにやったらちょっとしたグラン・ギニョールじゃないの。
解説によるとそのえげつなさのせいか、本当にシェイクスピアの著なのかが長年疑われてきたそうである(そもそも原テクストがずっと行方不明で、その発見のエピソードもちょっと面白そうなのだが、何か詳しく書かれた本とかないのかな)。共著なんじゃないかとか、別の著者がいてシェイクスピアはちょっと加筆しただけなんじゃないかとか色々言われてるようなのだけど、少なくとも何人かきわめてシェイクスピアっぽい登場人物がいるのは確かだと思うんだけどな。

4560070067タイタス・アンドロニカス シェイクスピア全集 〔6〕 白水Uブックス
ウィリアム・シェイクスピア 小田島 雄志
白水社 1983-01

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2/14(Thu)
バレンタインデーの思い出とかエピソードといえるものはさほどないのだけど、中学時代に好きだった女の子から義理チョコ(クラス全員に配ってた)をもらって凄く嬉しかった記憶があるのは我ながらいじらしいなと思う。
で、まあバレンタインといえばそんな中学時代からぼくはもうこの曲なのです。

そんな話を日中ちょこちょこと(チョコだけに!)Facebookに書きつけていたら、家に帰ると妻の手作りチョコが待っていました。

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写真集「Voice of Africa」を読むというか見る。かつて厳しい情報統制が敷かれていた南アフリカで、「ラジオに見えないようなラジオ」を作ってなんとか情報を求めていたという、そのラジオの数々を集めたもので、玩具を装ってるものが多いのかな。色使いもカラフルでただ見ていても楽しい。キャットウーマンらしきアダルトなデザインのものが見開きで大々的に使われてるあたりが編集やデザインを手がけた都築響一さんの面目躍如といったところか。

4757207778Voice of AFRICA―南アフリカの偽装ラジオ (ストリートデザインファイル)
ジェニー ロミン 都築 響一
アスペクト 2000-06

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2/15(Fri)
がんばって仕事を終わらせて(というか、結論を月曜に先送りにして)新大久保EARTHDOMへ。新宿三丁目から区役所通りを通り抜け、寿司三昧と松屋(牛丼屋ではなくカムジャタンが絶品な韓国料理の有名店)を横目に見ながらさらに進んで大久保通りに出ると、韓流ストリートのはずれくらいに行き当たるので、そこから新大久保駅方面に進む。そういえば、ぼくが人生上で食べたもっともマズいラーメンのひとつを出す店と、入った瞬間にアンモニアの強烈な匂いがしてきて中華料理屋はいずれも知らないうちに潰れていた。後者はけっこう昔からありそうな構えだったのだが、ここ数年の急激な街の変化には対応できなかったのであろう。まあたぶん二度と行かないから特に寂しいという気持ちもない。

それはさておき新大久保EARTHDOMは7周年期間中でベテラン勢(原爆オナニーズとか奇形児とかFOOLSとか)が連日出演してるわけだが本日はBlastroを見に来たのである。会場に入るとWorm's Meatが演奏中。これまたEARTHDOMには縁の深いバンド。基本的には出演者も客層もハードコア寄りですね。そんな中、Blastroはなんとライブレコーディングを敢行。とはいえ見てるほうからすると、普通のライブよりちょっとマイクが多いくらいで基本的には見る分には全然支障なし。

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昨年初めて見て久々にブッ飛ばされたBlastroだが、ノイズ+ブラストビートという基本線はまったく変更無し、ただブラストながらもリズムパターンを微妙に変えたりといった展開がちょこちょことあるので飽きさせない。いやーかっこよかったわー。リリースも楽しみです。

2/16(Sat)
丸の内エリックサウスでカレー部。ランチミールス(「ミールス」というのは南インドの定食みたいなもの)をいただく。カレー三種類がそれぞれ違った味わい。ライスも2種類と盛りだくさんかつそれぞれが美味しく大満足。

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渋谷WWWで「渋谷ロック革命」。ブッチャーズ(久々だなー)と少年ナイフ。WWWは初めて。映画館跡地なんだけど変わった会場だったな。

投稿者 junne : 2013年03月01日 12:20

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