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2013年06月25日

6/23(Sun)バクチク現象

■BUCK-TICKは昨年がデビュー二十五周年だったわけですが、それを記念した映画が制作されて公開されています。しかも二本。

■2011年末の武道館から始まり、2012年のアルバム&シングルのレコーディング風景、それに続くライブハウスツアー、というのが一本目の「バクチク現象Ⅰ」。その後、2012年夏に行われた25周年記念フェスからホールツアー、そして年末の武道館までを追ったのが二本目の「バクチク現象Ⅱ」。それぞれ1時間半くらいかな。正直、1本にまとめて2時間くらいにできるんじゃないかと思わなくもなかったけども、まあ熱心なファン向けに作られてるってことなんだろうからそこは言うのが野暮ってもんですよね。

■とりあえず感心するのがメンバーの大人力の高さ(特にあっちゃんの)。スタッフとか若い対バンとかにすごい気を使ってるの。これは現場でも好かれるわなあ。びっくりするのはメインのPAエンジニアがデビュー以来ずっと同じ人なんだそうで、それは流石になかなかないことなんじゃなかろうか。

■いつも言ってることなんだけど、25年間メンバーチェンジもなく、それほど長期的な活動休止期間があるわけでもなく(逮捕の時くらいじゃないの?)、大きなヒットを飛ばすわけでもないんだけどコンスタントに質を保った音源を出し続けて毎年武道館やってる、なんていうバンドはなかなかないんじゃないな。これ、結構たいへんなことだと思うんですよ。なんとなくその理由の一端が見える映画だな、とは思った。

■細かいところで面白いところはいろいろあるんだけど、とりあえずBUCK-TICKを観たり聴いたりすると最近つくづく思うのが、俺すげえ今井寿の影響受けてるなーってこと。音楽性が全然違うからわかりにくいとは思うんですが、今回も随所で「俺こんなギター弾くよなー」って思った。意識的に取り入れてる以外の無意識レベルでの影響はかなりデカい気がする。あと、全体にユータの可愛さが光りますな。

■とはいえ個人的に最大の発見だったのはヒデこと星野英彦さんがアースダムの古川さんにクリソツだった!ということです。ヒデの顔なんて俺の中では15年くらい前で止まってたからなあ。

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■ちなみに映画は現在も公開中で、「Ⅰ」のほうは一部を除き今週金曜まで、「Ⅱ」は来週金曜までです。同時上映の企画もあるみたいですね。
**6/26追記 新宿バルト9ほかいくつかの劇場で「Ⅰ」の公開延長が決定したそうです。ⅠFacebookの公式ページより


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投稿者 junne : 2013年06月25日 18:08

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