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2014年12月28日

12/21(Sun) EXPLO'14KOBE 本祭

■昨日の酒も抜けぬまま、午後一番で再びヘラバへ。

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まずはカレー部部長田畑さんによるカレーをいただく。手羽の入ったチキンカレー。絶品!
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■ということで本祭のトップを飾るは河端一・森田聖・松元隆によるMothers of Invasionにゲストとしてパラリンピックスのギタリスト殺して38(すげえ名前だな)とサックス奏者の光聲を加えた高速ジャズロック!初っ端から飛ばし過ぎ!

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■一転して続くは幽玄フォークの若手さんましめさば。ギターのタケヤリシュンタソロはけっこう東京でも見る機会が多かったのだがようやくバンドで見れました。いいですなあ。

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■BLONDnewHALFというバンドは最近名前をよく聞くなと思っていたのだが、昨日のパラリンピックスのヴォーカルとドラムがメインでやってるバンドだった。

河端さんいわく「81年ごろに大阪におったらINUと並んで人気が出たかも」というパンク/ポストパンクバンド。

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そこにこれまたMADSAX光聲が加わってコントーションズ感を出そうという試み。かっこよかった!INUっていうのは言い得て妙な気がする。

■河端一・沙十島NANIというヒューマンシャワーとあふりらんぽのメンバーによるユニット「ピカマンコトマユミシャワー」。

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爆音あり笑いあり。最後は四人で肩を組んで「聖しこの夜」を合唱(笑)。

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■ところで会場になぜか軍服の人がいるので何だろうと思っていたのだが、やはり出演者であった。山口の味噌御院家のヴォーカルである。ヴォーカルというか読経。なんでも現職の坊さんが布教のためにライブをやることを思い立ち、ドローンアンビエントギターと二人で読経をお送りするユニットを結成したのである。これを秘部痺れのメンバーによるドローンユニット「毛羽毛現」が迎え撃っての読経アンビエントドローン! 

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なのだが一曲終わったところで味噌御院家のギターのエフェクターにトラブル発生、急遽アンプ直挿しで裏打ちのカッティングを始め、そこにベースとリードギターが乗ったレゲエ演奏に「南無阿弥陀仏」をちょっとメロディつきで連呼するという意外な展開で終了。

■Nasca Car aloneは名前のとおり、中屋さんのソロパフォーマンス。

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予め用意されたトラックに宇宙シンセを被せていくという基本構成に加えて、なぜか随所でスプーン曲げとか手品を披露する。これがまた見事(笑)。

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■元水玉消防団・フランクチキンズのカムラさんとPika☆&佐伯真有美のあふりらんぽ組によるユニットは、まずあふりの二人が「カ!ム!ラ!」コールをしながら客席を練り歩くところから始まり、節をつけた喋くりの掛け合いなんかもしつつ水玉消防団の曲まで披露という盛りだくさんかつ自由奔放な内容。

■ここでまた若手登場、She Border Pictureは女性1人+男性2人のベースレスツインギター編成。ぶっとい轟音のギターアンサンブルが大変にかっこいい。東京でもやることはあるそうなので、タイミングが合えばぜひまた見たい。

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■まだまだ宴たけなわではあったのだが、jugzを見ておいとま。ギター&カシオトーン(プリセットではなくエフェクターを色々使っての演奏)によるなんともつかみ所のない感じの音楽で、正直よくわからないうちに終わったのだが「すげえもん見た気がする」という印象だけが残ったのだった。

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■このあともまだまだ盛り上がったようだがこれにて失礼。最終の新幹線で一路東京へ。濃い二日間だったわー。

B00EYBJV56最新録音盤
Nasca Car (ナスカ・カー)
ナスカ・カー・レコーディングス 2013-10-08

by G-Tools
B00CCL2GRUShe Border Picture
She Border Picture
SBP 2013-02-24

by G-Tools
B00389SWVYStop Play Punk
BLONDnewHALF
インディーズ・メーカー 2010-03-24

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投稿者 junne : 02:23 | コメント (0) | トラックバック

2014年12月25日

12/20(Sat) EXPLO'14 KOBE 前夜祭

■ヘラバラウンジというライヴハウスを中心に、神戸に面白いシーンができているようだ。そういえばHOMMヨのニイマリコさんにインタビューした際、『cold finger』のツアーで回った中でもヘラバでの盛り上がりは印象に残っていると話してたし。

■ということで、AMT河端さんとお店のキュレーションによりそんなヘラバシーン注目のバンドたちが一堂に会する盛大なイベントが行われたのでこれ幸いと行ってきたのであります。ちなみに会場入りの前に三宮の名店「Savoy」で絶品ビーフカレーを頂いた。

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■河端さんによる開会の辞に続きトップバッターを務めるのは「6世紀より魔界転生してきた」ケータイテンノー率いる「ケータイテンノー&前方後円墳」。前方後円墳のメンバーは河端一、田畑満、岡野太の3人。田畑さんのTシャツが微妙にネタバレしてますが、ブラックサバスのカバーでありました。馬鹿馬鹿しいんだがやたらとかっこいい!

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■二番手に登場したのはパラリンピックス。基本的には日本語の速いパンクなのだが、指弾き&スライドバーを多用したギターがかなり独特。なんでもロケットさんの弟子にあたるとのこと。これは面白いなー。

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■続いてはoopnum+東洋之(AMT)。彼らもヘラバの看板バンドのひとつみたい。Velvet Underground的な反復に東さんの宇宙シンセが加わり昇天!

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■魚雷魚もやはりヘラバ常連の若手でミニマルなサイケなのだが、こちらでは田畑さんが加わってギターシンセを駆使。堪能。
あと、田畑さんのシャツがひどい(笑)。

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■初日のトリはAndromelos2!中屋さんがiPadで速いピアノループを鳴らすと、そこからは怒涛の宇宙ロック攻勢。圧巻!東京では来年2月にはアウトブレイクで観れるので楽しみにするように!

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■いつの間にこんな写真撮ったのか全然覚えてない……

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B00OHVCUJ2Gyoraigyo
魚雷魚
インディーズ・メーカー 2014-11-24

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投稿者 junne : 14:13 | コメント (0) | トラックバック

2014年12月19日

12/6(Sat) up-beat tribute band

■前にも何度か書いたことがあるけれど、ぼくはバンドブーム直撃世代である。中でもBOΦWY、BUCK-TICK、ZIGGYなんかのことは話題にすることが多いのだけど、実は当時いちばん熱心に聴いていたのはUP-BEATだった。彼らのラジオやインタビューを通してデヴィッド・ボウイやT.Rex、Led Zeppelin、Johnny Thunders、Ramones等と出会ったわけで、そういう点でも影響は計り知れないのだ。

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■とはいえ、バンドの最末期にはあまり活動をチェックしておらず、最後のアルバムになった『Naked』はいまだに持ってなかったり、解散ライブに足を運ぶこともなかったりではある。なのだが数年前からボーカルの広石武彦、オリジナルベーシストの水江慎一郎(5枚目の前に脱退)、後半ほぼメンバーと言っていい状態だったサポートキーボーディストの潮崎裕己を中心に「up-beat tribute band」としてUP-BEATの曲をやるというのを年に何回かやってる、というのは結構興味があって、機会があれば行きたいなと思いつつもなかなかタイミングが合わずに行けずにいたのである。

■それが「UP-BEAT結成30周年」として、セルフカバーアルバムをリリースしてツアーも行うというニュースを見て俄然「行くしかねえええええ!」と盛り上がりまして、即座にチケットを2枚押さえた。のはいいのだが、一緒に行く人が全然思いつかなくて(苦笑)直前までFBとかで「誰か!行きませんか!」みたいな感じで呼びかけることに……。

■とはいえ当日会場に行きますと長蛇の列!会場内も(狭いせいもあるが)パンパンですよ。えーと、記憶に新しい例で言いますとENDONのレコ発くらい入ってたのではなかろうか。やっぱ人気あるじゃん!

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■以下セットリスト、やはり5人時代の曲が中心なのだが、えーと、内容が良いか悪いかはちょっとわかりません。聞いてると色んなことが蘇って来ちゃうので。

NEW DREAM -Bad Moon Rising-
Hermit Complex -世捨て人の憂鬱
Tears of Rainbow
Nervous Breakdown
Mode Isnsane
Happy TV
Dried Flower
遠い空
Kiss in the moonlight
Sister tomorrow
Once again
Rainy Valentine
Vanity -憂いの君
Under the Sun
Blind Age
砂の城
Dear Venus
Dance to Ruin
Black and Red
Time Bomb

アンコール
No Side Action
Kiss…いきなり天国

アンコール2
Imitation Lovers
Within Yourself

■正直、他のメンバーもゲストで1,2曲とかでいいから出てこないかなとは思ったのだが、そういうサプライズは一切なし。とはいえ今のメンバーでも結構長くやってるようなのでガッチリした演奏だった。ギター勢はわりとオリジナルに忠実にやってる感じだけどベースはけっこうガツンとぶっ込んでくる印象。この辺はオリジナルメンバーとそうでない人たちで遠慮が出るのかも。

■終演後に「すべての若き野郎ども」がかかるのがまた、昔と一緒で嬉しかった。この曲もUP-BEATのラジオで知ったんだよな。

■そしてなんと、来年春には3人時代の曲中心に再度ツアーを行う(かも)とのこと!行くしかねえええええ!(次はチケットは1枚にしておきます……)

B00PYGTXNULEGENDARY SONGS
up-beat tribute band
インディーズ・メーカー 2015-01-28

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投稿者 junne : 13:48 | コメント (0) | トラックバック