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2006年01月11日
クリストファー・プリースト『奇術師』
二人の奇術師の長年の争い、それぞれのイリュージョンの謎、そして複数の視点から語られる「信用できない語り手」の手法。しかもちょうどアラマタせんせいのブログにもこないだ登場したニコラ・テスラが絡んできたので「おお、タイムリー!」と個人的に盛り上がってみたり。
ハヤカワ文庫FTということでファンタジーに分類されてはいるが、SFでもありミステリでもある。ちょっと前に薦められて読んでみたのだけれど、これはアタリでしたな。ということで続けて『魔法』も読まなきゃですな。
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投稿者 junne : 2006年01月11日 23:59