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2008年03月27日

高橋悠治『言葉をもって音をたちきれ』

■近著を読む前に、『たたかう音楽』と一緒に図書館で借りてきた本を。こちらのほうがさらに前に書かれたもので、72~74年くらいの間に書かれた文章が集められている。これが最初の単著とのこと。

■音楽にまつわる様々な制度(社会的・文化的な意味でも美学的な意味でも)が、やはり舌鋒鋭く批判される。そしてその問題意識はおそらくその後より社会運動的な内容となった『たたかう音楽』にも通底しているものだ。で、最近の「音響」とか「音響的即興」にも通じるような問題意識もここで既に出てきていたりして、非常に興味深い。

投稿者 junne : 2008年03月27日 15:21

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