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2009年06月25日
游歩塾
7月から弊社で私塾というかカルチャースクールのようなものを始めます。
先日より受付を開始してるのですが、ラインナップは以下のとおり。
湯浅ちぐみ「スターのホロスコープ」
高橋健太郎「レコーディング・ミュージックの光と影」
萱野稔人「フーコー『監獄の誕生』入門」
詳しくはそれぞれリンク先をご参照いただければと思うのですが、どれもすげえ面白いと思いますよ。
■ちぐみさんに何か占いの講座をやってほしいなあとは前から思っててどんなのやりましょうかって話をしていた際に出てきたのが今回のテーマ。「スター」といっても芸能人に限らず、色んな有名人のホロスコープを公開リーディングしていきます。
アメリカ大統領とかやってほしいなと個人的には思ってますが、(オバマとブッシュではこんなに違う!とか)まあおそらく受講生の皆さんのリクエストなんかも受けつつという感じになるかと。
打ち合わせの際にフレディ・マーキュリー、ミック・ジャガー、マドンナ、小室哲哉といったミュージシャンたちのホロスコープを出してきてもらったんですが説明を聞いてると「なるほどー」の連続。「へえー、あの人ってそうなんだ!」と思いながら聞いてるうちに自分でも何となくホロスコープの見方がわかるようになる、というのを目指しているので、なるべくなら通して聞きにきた方がいいかと思います(が、各回ごとに「誰を取り上げるのか」を見て個別に聞きにくるのでもたぶん十分楽しいかと)
■高橋健太郎さんといえば音楽評論家であり、レコーディング・エンジニアでありプロデューサーであり、ソングライターであり、レーベルオーナーであり、とおそらく日本でももっとも多くの側面から音楽に関わっている人の一人だと思います。
録音技術の発展の歴史、その背景、そしてテクノロジーの進歩が音楽表現にどのような影響を与えたのか、と、こういった内容を包括的に話していただくのにこれ以上の方はいないのではないかと。
映像や音源等の資料も充実した感じになると思うので、きっと楽しいと思います。
■萱野さんについはちょっと前(去年のあたまくらいかな)に著書を連続して読んだ時期があったりしたのだけど、『国家とは何か』をはじめとする国家論・権力論関係の本や、最近では雨宮処凛さんとの共著の『「生きづらさ」について』など、格差問題とか社会問題に携わることも多い方ですが、現代思想系の書き手の中で、これほど論旨が明確で「意味の分かる」文章を書く人ってなかなかいないんじゃないかと個人的に思っています。
今回はフーコーの話ですが、現代社会を読み解く上で「使える」フーコー入門になるのではないかと。これは特に通しで聞いたほうがいいと思いますよ。全4回で短いし。
投稿者 junne : 2009年06月25日 12:03
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