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2010年06月29日
高円寺ウィークエンダー
■高円寺通いが復活気味である。一時期毎週のようにEARTHDOM通ってたけど最近はペンギンハウスと円盤が多い気が。まあ新居から近いというのも関係あると思うけど。
■6/19(土)は円盤でAmerico企画。ゲストはプンクボイ。最近アメリコ企画では、アンコールでゲストを交えて「Jumpin' Jack Flash」をやるのが恒例になってるのだけど、トクさんが歌うストーンズってのはなかなか味わい深いものが。レコード3枚抜いた。不完全燃焼。
■日曜はペンギンハウスでみみのこと企画。こちらもツーマンで、朝生愛グループが出演。これがもう大変に素晴らしいの。ある種理想。
みみのことはやっぱ三人そろうと良いなあとおもいました。
朝生愛ソロ
BORISのWataさんがギター弾いてる!これは見たかったな
投稿者 junne : 13:20 | コメント (0) | トラックバック
エレキング2デイズ
■6/14(月)のドミューンはエレキングTVで、下高井戸トラスムンド店長&SFP今里氏をゲストに迎えたエレキングTV、ライブもS.L.A.C.K、ROKKASEN、 C.I.A.ZooにBushmindのDJと、WDsounds~セミニシュケイのHC&ヒップホップ祭。1800人がPayback Boys聞いてるってすげえ状況だなーと感動。ライブも全部かっこいい!
■そして翌15日(火)は新代田FEVERでTalk Normal来日公演。Dommune初のライブ生中継企画でもあり。七尾旅人は2,3曲歌ってから即興セットへ。中原さんのドタキャンと野田さんがあがた森魚にクリソツというネタでかなり持たせていた。しょうもないのにセンスとスキルがうかがえてしまう感じは、むかーしロフトで見たAxCxの前座の大友さんとかを思わせる。音は全然違うけど。
■そしてiLLは聴いたことなかったんだけど、思いのほかクラウトロックなんで驚いた。こういうバンド10年前にいっぱいいなかった?とはいえ「テクノを経たクラウトロック」みたいな音は気持ちいいに決まってるのでなかなか楽しめました。
■メインのTalk Normalは、ソニック・ユースとかリディア・ランチとかあふりらんぽとか色んなものを思い出させて新鮮味には欠けるんだけど、とにかく演奏がパワフルで素晴らしい(特にドラム)。かっこよかったわー。
投稿者 junne : 13:17 | コメント (0) | トラックバック
2010年06月28日
遅ればせながら6/13はありがとうございました!
■ご報告がものすごく遅くなりましたが、6/13の至上の愛#9、ありがとうございましたー。8年ぶりとかか? お越しくださった方々&ご出演くださった方々ありがとうございました。
■トップのtotas causas de malignitatは専属PA付。なんとギターも完全にラインで鳴らすアンプレス編成に。
歪んだギターがペラペラになる感じは確かにブラックメタルっぽい。
■二番手のPOURING HIGH WATER(スズキジュンゾ&TOMO)はゲストにアコーディオン奏者のa qui avec Gabrielを迎える。実はこの三人で演奏するの初めてなんだって。意外。円盤田口さんによるフィードバックグラス映像が凄い。
タンテ上でグラスを回し、それに光を当てて壁に投射するというシンプルなものなんだけど、これが滅茶苦茶美しく、三人のドローン演奏とも相俟ってグレイトなサイケデリック・ライトショウになっていおりました。またやってください!
■そして今回のメンツでは明らかにアウェイだったいとうまさみさん。
ライブ活動をしばらくお休みしてたこともあってかなり緊張してる感じだったけども、トイピアノ三台置いたインストとかかなり面白い。機会があればみんな観るといいと思います。
■そして最後は我々FilthとASTRO氏のセッション。ベースのいっしーが「今日は俺はリフ弾かないから」って言ってたので、ぼくがどっちかっつうとリフを刻む感じでやってみました。一度終わるかな……?と思ったんだけど、そこから更にもうひと盛り上がりした辺り、後から聞き返すとかなりかっこよかったな、我ながら。動画撮ってあるんだけど、真っ暗だったんだよね……まあもっかい観て適当に編集してアップするかも。
■イベント全体としても自分らの演奏に関しても、かなり満足度の高い内容になったかと。年内にもう一本くらい企画打ちたいなと思ってますのでその際にはまたよろしくです。
投稿者 junne : 19:52 | コメント (0) | トラックバック
2010年06月11日
至上の愛 #9
"至上の愛 #9"
2010.6.13(Sun)@高円寺ペンギンハウス
前売2000円/当日2300円、Open 18:30/Start 19:00
出演:
Filth with ASTRO(C.C.C.C.)
いとうまさみ
POURING HIGH WATER[スズキジュンゾ+TOMO]feat. a qui avec Gabriel and 田口史人(Feedback Glass)
totas causas de malignitat[宇波拓(hellraiser)・大蔵雅彦(contrabass clarinet)・石川高(笙)・植村昌弘(drums)・junko(scream)・yui(throat)]
■「至上の愛」というのは21世紀初頭にぼくがやっていたライブ企画シリーズの名前であります。もう知ってる人も少ないかもねえ。久々にその名を復活させて自分のライブをやるわけです。昔は自分はバンドやってなかったから、「至上の愛」にぼくが出るのは初めてなの。ある意味満を持しての登場ですよ。
■ということでFilthで出るのだが、せっかくなので強力なゲストをお迎えした。ASTROことC.C.C.C.の長谷川さん。言わずと知れたジャパノイズの大御所。
5月のFilth
ASTRO
■totas causas de malignitatはHOSE等で活躍中の宇波拓とGNU等で活躍中の大蔵雅彦を中心に結成された(んですよね?)ブラックメタルバンド。日本でもっともマシーンに近いドラマーである植村さんの激烈なブラストやブラックメタルなのに笙がいるという編成の面白さなど見所多数ですが、ノイズ系のファンには非常階段のjunkoさんがいることも見逃せないところかと。すさまじいすよ。
■いとうまさみさんの音源はOtotoyでも試聴できるのを今思い出した。たいへん素晴らしいので是非。うるさいばっかのイベントじゃないのです。
http://ototoy.jp/them/index.php/ARTIST/masami_ito/cd/2721
■POURING HIGH WATERはみみのことや20ギルダーズで活躍中のスズキジュンゾ(ギター)、Tetratgammatonや各種セッションで活躍中のマルチ・インストゥルメンタリスト、TOMO(ハーディガーディ)によるドローンデュオ。今回はその二人と関西ツアーも行ったa qui avec Gabriel(アコーディオン)さんにも参加してもらいます。
a qui avec Gabriel(ソロじゃないけど)
Damo Suzuki with Astro, Juzon &TOMOなんてのも発見。
さらにここに円盤の田口店長が加わるという必見ぶり。これはもう日曜は高円寺に集結するしかないですよね!
投稿者 junne : 18:06 | コメント (0) | トラックバック
2010年06月07日
5月に読んだ本
■もちろん日々本は読んでるのだけど、まとまった感想を書くのも面倒くさいなあと思ったので、こんな感じでまとめてメモ書きをしていこうかと。ちなみに全点ではないです(ほぼ全点だけど)。
■なんかやたらと三浦俊彦を読んでますが特に他意はない。たまたま本棚の端から読んでったらそうなった。ポール・オースターの小説に出てくるエピソードで、本の詰まった箱を家具代わりにしてる男がいて、箱を開けて中の本を端から読んでいき(読み終わった本は処分して)、だんだん家具が減っていく、というのが好きだったので、ぼくも棚の端から読んでいこうと思った次第。
とはいえ図書館の本とか仕事関係とか新しく買った本とかが途中で割り込んでくるからなかなか「端から順番に」というわけにもいかないのだけど。一ヶ月で一段読もうと読もうと思ってたんだけど無理だったなあ。
●ラッタウット・ラープチャルーンサップ『観光』
アメリカ育ちのタイ人作家による短編集。全て舞台はタイ。少年少女が主人公のものが多く、青春っぽくもやるせない好短編集
●三浦俊彦『離婚式』
将来離婚をすることを前提に結婚するカップルが理想の離婚式プランを討論する。変な小説
●三浦俊彦『蜜林レース』
恋愛エピグラムアドベンチャー(なんだそりゃ)
●三浦俊彦『エクリチュール元年』
大学小説(奥泉+筒井みたいな)中心の短編集。
●三浦俊彦『たましいの生まれかた―短篇集』
短編集。全体に筒井っぽいなあという印象だった。
●三浦俊彦『虚構世界の存在論』
タイトル通り、虚構内の存在について分析哲学のタームで考察したハードな哲学書
●松江哲明『童貞。をプロファイル』
童貞時代が芸のこやしになってそうなクリエイター達に童貞時代の話を聞くインタビュー集
●松江哲明『あんにょんキムチ』
同名映画のメイキング本。総ルビなので中学生向きとかなのかしら
●石黒達昌『平成3年5月2日、後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士、並びに、』
架空の論文の体裁をとって横書きで書かれた小説。というふれこみだったが思ったほど論文っぽくない。面白いけど。
●金子邦彦『カオスの紡ぐ夢の中で』
カオス研究者による科学エッセイ+小説。円城塔さんのペンネームの元ネタが出てくることでも知られる(?)。変な本
●松江哲明『童貞の教室』
『童貞。をプロデュース』のメイキング&熱いメッセージ
●柳下毅一郎『興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史』
「見世物」としての映画(=エクスプロイテーション・ムーヴィ)こそが映画の本道であるという史観に基づく名著。超面白い。
●森達也『森達也の夜の映画学校』
BOX東中野で行われた映画上映+対談イベントシリーズの記録。オウムがテーマの回でエヴァの庵野監督と一緒に出演したアレフの広報部長が、「いやウチの教祖もね」みたいな感じでさらっと話してるのが何かすげえなと思った。
この中では何といってもオススメはこれ↓ですね。
興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史 青土社 2003-12-21 by G-Tools |
投稿者 junne : 19:10 | コメント (0) | トラックバック
2010年06月01日
EARTHDOM presents
■明日はEARTHDOMでライブやりますYO
□EARTHDOM PRESENTS
新大久保EARTHDOM
■6/2(水)OPEN 18:30/START 19:00
■前売 1500円/当日 1800円(別途ドリンク代 500円)
■出演
-Ijarconnect
-蛇蝎
-HUSH
-SPEARMEN
-junne(Filth/大甲子園)+TOMO(Tetragrammaton)+Risa(Gallhammer/Sleeping Beauty)
TOMOさん(ハーディガーディ&ヴォイス)とギャルハマーのRisaさん(ドラム)とのトリオ。3月に TOMOさんとAcid Mothersの志村さんとやったときの映像はこちら
出番は2番目で7時半くらいかね。対バンにSpearmenやIjar Connect(ヒゴヒロシ・ブラボー小松他)といった大御所が控えております。どっちもすげえかっこいいですからね。サイケファン、ポストパンクファンは来たれ。連絡もらえれば前売にしときますよ。
SPEARMEN