« 2014年01月 | メイン | 2014年03月 »

2014年02月25日

2/24(Mon) MIYUKI SHIMIZU exhibition “8つ目の骨 ”

■カレー仲間でありliquidpubilでのサイケデリック・ライトショウでAMTのライヴなんかでもお馴染みの清水美雪さんが個展をやるというので仕事帰りに寄ってきました。会場のParadise Galleryは雑居ビルの6階でちょっと見つけにくいところに。

d140224a.JPG

■ドアを開けると四方にたくさんの小さな作品が張り巡らされている。大きい作品を描くこともあるけど、今回は日常的に、日記とかメモ的に描きためたものを集めたのだそう。

d140224b.JPG

■そういえばライヴハウスで会ったときにもライヴを見ながら手のひらサイズのスケッチブックみたいなのに何やら熱心に描きこんでいるのをよく見かける。Galaxy Express 666を観ながら描いてくれたやつもあってとても嬉しかった。

d140224c.JPG

■幻想的かつサイケデリックな印象の絵が多いのだけど、話を聞くとそれぞれにストーリーや設定やエピソードがあり、けっこう日常的な出来事がモチーフになっていることも多いみたい。それがまたいちいち面白いのでもっと詳しく聞きたかったけど、全部聞いてたら一晩かかるわな(笑)。

d140224d.JPG

■文字通りの「絵心」というのを感じられる個展でした。28日まで。

投稿者 junne : 13:43 | コメント (0) | トラックバック

2014年02月17日

坂崎重盛『ぼくのおかしなおかしなステッキ生活』

■男子にはこういう人が多いんじゃないかという気がするのだが、ステッキには昔から憧れがありまして。遡れがおおむねホームズやルパン(あとまあ怪人二十面相とか)あたりの影響というのが大きいんだとは思うのだが、その後も灰野さんだったり内田裕也だったりとステッキスターたちは枚挙にいとまがない。

■で、この本はコレクター気質の著者がさまざまな角度からステッキの魅力を語る一冊である。そもそもコレクションの魅力はハンティング行為にあると喝破し、旅行に行くたびに珍品名品ステッキ探しに余念がないにもかかわらず、帰国するとけっこう気前よく人にあげちゃうという姿勢には、とみさわ昭仁さんのコレクター論に通じるものがあるように思う。
しかも現物を買うだけでは飽き足らず、ステッキを持った紳士の図版や、近代文学に登場するステッキの描写なども蒐集の対象になっていく。とくに後者なんかはこれまたとみさわさんのエアコレクションに通じるものがある気がしますね.

■そうして集められた図版やステッキの写真も満載の楽しい本でありました。やっぱステッキほしいなー。バリ島の土産物屋なんかでも、柄が蛇とか竜とかのステッキを売っててちょっと欲しくなったんだよなー(持ち運びが面倒くささそうなのであきらめたのだが、そこを乗り越えないとステッキユーザーにはなれまい)

4763013300ぼくのおかしなおかしなステッキ生活
坂崎 重盛
求龍堂 2014-01

by G-Tools

投稿者 junne : 23:19 | コメント (0) | トラックバック

2014年02月06日

12/21 少年ナイフ「Space Christmas 2013」@新代田FEVER

■2月になっちゃいましたがまだ昨年のことを書き続けます。地獄から移動した先は新代田FEVER。毎年恒例の少年ナイフ冬のツアーであります。前年はAMT祭からの流れで名古屋で観たんだよなー。少年ナイフは毎年夏と冬に東名阪のツアーを行っていて、在京のファンにとっては貴重な機会なのである。にもかかわらずこの夏は自分のライブが入って行けなかったので万難を排してうかがいましたとも。

d131221a.JPG

■フェスや対バンライヴといった持ち時間の短い場でのシェイプアップされたセットリストもかっこいいのだが、やはりワンマンだったり主催ライヴだったりするとレア曲が披露される楽しさがある。今回はまずメジャーデビュー盤『Let's Knife』の国内盤のみに収録された「Get The Wow」。これはこれまでライヴで演奏されたことがなく、今回のツアーが初披露だったそうだ。ぼくは学生時代にコピーした記憶がありますが(笑)。海外盤だと代わりに「がんばれバイソン」が入ってるんですよね。正直そっちのほうが好きなんだけど、改めて聞くとこれもいい曲だなあ。ちなみに『Let's Knife』は国内盤と海外盤ではマスタリングも違うみたいで、ぼくは外盤のほうが好きです。

d131221b.JPG

■そしてサーストン・ムーアが歌詞を提供した「All I Want For Christmas」。どうも歌詞が難しくて覚えられないという理由で(笑)これまた今までライヴで演奏されたことがなく、今回のツアーが初披露。ヴォーカルを3人で分担するという技を使って難関を乗り越えた。今のメンバーは全員ヴォーカルとれるからこういうこともできるんですね(思えば全員歌える編成なのはオリジナルメンバーの時以来なんだな)。

d131221c.JPG

■とまあいつもながら少年ナイフは宇宙一のロックバンドなのでした。Space Christmas Tourはこれが最終回。2014年の冬にはまた違ったコンセプトのツアーが行われるという話なのでそちらも楽しみであります。

B00005GS28All I want for
少年ナイフ
MCAビクター 1999-12-16

by G-Tools
B00005GRMPLET’S KNIFE
少年ナイフ
MCAビクター 1992-08-26

by G-Tools
B007NXW8S4Pop Tune
少年ナイフ
Pヴァイン・レコード 2012-06-05

by G-Tools

投稿者 junne : 01:55 | コメント (0) | トラックバック