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2013年04月30日
アシッド・マザーズ物語: 河端一 超ロングインタヴュー
■久々にele-kingでインタビューをやりました。
Acid Mothers Templeの河端さん。取材は3月の、スペースディスコナイト翌日に行ったものなんですが、ぼくの作業が遅くて一ヶ月以上空いちゃいました。分量も凄かったしね。これでもだいぶ減らしたんです……。
■日本と海外の音楽シーン比較など、AMTに興味がない人が読んでも面白いんじゃないかと思うのでよかったら読んでみてください!
■とはいえこの分量ですからね、そこまで行き着かない可能性もあるので、簡単なインデックスを勝手に作ってみます。
中学時代に結成した初バンドの話
http://www.ele-king.net/interviews/003043/index.php
中高時代からえろちか時代
http://www.ele-king.net/interviews/003043/index-2.php
南條さんとのユニットの数々とAMT結成
http://www.ele-king.net/interviews/003043/index-3.php
AMTとゴング、グルグル
http://www.ele-king.net/interviews/003043/index-4.php
パロディジャケットについて
http://www.ele-king.net/interviews/003043/index-5.php
海外ツアー事情
http://www.ele-king.net/interviews/003043/index-6.php
ブッキングについて
http://www.ele-king.net/interviews/003043/index-7.php
日本と欧米の音楽文化
http://www.ele-king.net/interviews/003043/index-8.php
http://www.ele-king.net/interviews/003043/index-9.php
AMTのビジネス戦略と今後の展望
http://www.ele-king.net/interviews/003043/index-10.php
■6~9あたりだけ読んでも面白いと思いますが、できればそれで興味を持ったら全体を読んでみてくださいな。そしてこの機に以前やった田畑さんのインタビューも未読の方は併せてどうぞ!
■ところでこないだこんなのを見つけたんですが、それに対して河端さんも「えろちかも昨年は解散20周年、来年は結成30周年なれば、未発表音源やらライヴ映像等整理すべきか」なんて書いてるので実現を期待したいところ。特に後期のえろちかにはけっこう興味があります。
Son of a Bitches Brew Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U.F.O. Important Records 2012-07-30 by G-Tools |
投稿者 junne : 19:18 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月25日
ゴールデンウィークの予定
■メモ代わりに。
■4/27-28 神戸(妻の参加する合唱コンサートが目的だが、個人的にはビーフカレーの名店サボイが楽しみ)
■4/29
『こんなの絶対おかしいよ! vol.4』
秋葉原CLUB GOODMAN
open 18:00 / start 18:30
前売 ¥2000 (+1D) / 当日 ¥2300 (+1D)
出演:チェリオ / GROUNDCOVER. / MASTERPEACE(大阪) HOMMヨ
■4/30~5/2 会社(カレンダー通りの営業です)。ただ、時間があれば「間章・著作集・発刊記念企画/AA 7DAYS」に顔を出すかも。
■5/3
『エクス・エクス・ポナイト!』 “ex-ex-ponight!”
渋谷o-nest
OPEN: 16:00 / START: 17:00
当日券のみ DOOR: 3000 (ドリンク別)
【LIVE】
初音階段
菊地成孔 VS Moe and ghosts
湯浅湾 feat. 大谷能生
【TALK】
菊地成孔×千葉雅也
保坂和志×磯崎憲一郎×山下澄人
■5/4
未定(2万電圧にデッドパンとチャーチを観に行くかも)
■5/5
西荻窪ZEN PUSSY
東京都杉並区松庵3-31-14 タカハシハイツ1F
BIC-E, GRANDMOTHERFUCKER, TEN PEN CHEE
■5/6
『兒嶋さんちのカセットを聴く会』
高円寺円盤
19:00-/Charge¥1500
出演:コジマノリオ(ギロチン工場)
聞き手:junne(Galaxy Express 666/大甲子園/Filth)
GW最終日はこちらに軽く飲みに来てください!
(1500円とありますが、これはドリンク込み、しかも500円は東北に寄付されてるはずなので、そんなに高くはないはず)
投稿者 junne : 17:19 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月24日
いてもたってもいられないので
■仕事がちょっと忙しくなってきたので、今回の神宮三連戦は無理かなーと思ってたんですよ。で、とりあえずまあYahoo!の一球速報を開きっぱなしで仕事してたのね。1対0で負けてたんだけど、8回に栗原のタイムリーで同点に。これでひとまず援護に恵まれないバリントンの負けは消えたなとひと安心して、なおもツーアウトでランナー1・2塁、一打逆転の場面で前田登場ですよ。
■あーでも左ピッチャーか、微妙かもなーと思いつつリロードしてると、どうもファールで粘ってる感じ。相手は新人みたいだし、ここはうまく当ててくるんじゃないかなと思ってリロードすると、画面に「死球 乱闘」の文字が。
■「え、なに?どうなってるの?よりによって前田に当てたのかこの糞餓鬼が!?」と思って慌ててTwitterのカープリストタブを開く。「前田さんがめちゃくちゃ怒ってる」「前田が怒るなんて見たことないぞ」等々、でも状況はよくわからない。ともあれ満塁になったけどルイスが三振。そして次の回に今村が捕まって負けた。負け方自体は今年わりとよく見るパターンなので、しょうがねえなとは思うけど、前田のことが気がかりだ。
■ちょっとして、Twitterに情報が出始める。……左手首骨折。血の気が引いた。前田がどれだけ怪我に泣かされてきたか。毎年細心の調整をしてシーズンに臨み、おそらくもうボロボロの足を庇いながら時には全力で走塁し、なんども大事な場面でチームを救ってきた。
■もう前田の姿を見る機会はそう何度もないってみんなわかってるんだよ。正直毎年「今年で最後かもなあ」って思いながら見てるんですよ。それがこんなことで長期離脱って本当にやりきれないですよ。投手を恨むべきではないっていうのはわかってるけど、それでも万が一これでこのまま引退なんてことになったら、やっぱり感情的には許せないと思う。
■とはいえ、前田がこれまでどれだけ怪我を克服して今に至ってるかっていうのもよくわかってるから、今回も帰ってくてくれると思う。何なら復帰早々江村からホームランのひとつも打ってくれ。
■いずれにしても、いてもたってもいられないので、仕事のことは知らないふりして前田のユニ持参で神宮に行くつもりです。予告先発はやはり怪我でほぼ2シーズン棒に振った大竹だ、やってくれるに違いない。
前田の美学 広島東洋カープ 前田智徳 (宝島SUGOI文庫) 迫勝則 宝島社 2009-02-05 by G-Tools |
投稿者 junne : 02:16 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月23日
週報 3/11-17
3/11(Mon)
なんだか知らないが異常に首が痛い……。受話器をホールドするのも無理、みたいな仕事に支障をきたすレベルだったので早めに帰って妻に揉んでもらった。
3/12(Tue)
池袋のシネマロサで『ダークシステム完全版』を観る。以前、松江哲明さんの対談集『質疑応答のプロになる!』という本を出した時の出版記念イベントとして、アップリンクでこの映画のパート1を上映させてもらったのだけど、ついにパート1とパート2を合わせた「完全版」を観ることができて感無量であります。
上映後、幸監督と松江さん・古澤さんのトークがあったのだが、これまた幸監督のどこまで天然なのかわからないいじられキャラぶりが最高でありました。
3/13(Wed)
EARTHDOMにギロチン工場を見に行く。例によってもはや当然のようにビックEが乱入。
他にも全然知らないかっこいいバンドやよく知ってるかっこいいバンドが出ていて、EARTHDOM平日は楽しいなあと思いました。
3/14(Thu)
Bollocks Works 2012校了!
3/15(Fri)
残業のお供としてMusic Unlimitedでジミヘンの新譜を聴いてたのだが、かっこよすぎて全然仕事になりませんでした。これは買う!
ピープル、ヘル・アンド・エンジェルス ジミ・ヘンドリックス SMJ 2013-03-06 by G-Tools |
3/16(Sat)
秋葉原駅ビルの東京カレー屋名店会でカレー。都内有名店が共同で出店してるのだが、今回はこの御店のオリジナルのキーマカレー&ダルスープをいただいてみる。のだが、うーん、ダルスープのほうがちょっと微妙だったかな。
グッドマンでAMTのディスコナイト。楽しすぎる!!!!
3/17(Sun)
中野の居酒屋でAMTの河端さんにインタビュー。結局2時間半に及ぶロングインタビューとなった。しかもあのブログの饒舌ささながらなマシンガントークなので、テープ起こしをすることを思うと気が重いが、まあ面白いのでいいでしょう。
中野の駅前あたりで撮影を行った後、ジュンゾさんと田畑さんも合流して更に呑む。ジュンゾさんのオーダーした「おつまみ二郎」というのがなかなか強烈だった。
ぼくは終電前にで失礼したが、一行は田畑さんちに移動して更に飲み続けたらしい。タフですなあ。
投稿者 junne : 14:46 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月22日
Webスナイパーナイトのフォトレポート!
■先月出演した「Webスナイパーナイト」のフォトレポートがWebスナイパーに掲載されました!
解禁! 魂の暗部を狙撃するイベント『WEBスナイパーナイト』特別フォトレポート!!
■大甲子園は「このイベントほんと最悪だなと思った瞬間でした」と絶賛されています。写真も満載で、あの異常な雰囲気がよく伝わるレポートだと思うので是非御覧ください(アダルトサイトなので念のため注意しておきます)
投稿者 junne : 13:18 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月21日
Record Store Day Japan
■4月20日はレコード・ストア・デイでした。まだ日本では一部の音楽ファンを除くとあまり認知されてないようだけど、レコード店の振興を目的に2008年から始まった国際的なイベントだ。毎年この日限定で大物アーティストがレコードをリリースしたりしてなかなかの盛り上がりを見せてるらしい。海外でリリースされる限定商品ってどこで買えるのかなと思ってたけど、日本でもディスクユニオンなど一部の輸入盤店には入荷している模様。
■日本でも、坂本慎太郎がコーネリアスによるリミックス7インチを出したり、店頭でもインストアライブやらセールやら色々行われていたようなのだけど、ぼくはとりあえず下北のディスクユニオンに行って来ました。
■レコード・ストア・デイ限定商品としてはDavid BowieやPiLの7インチに興味を惹かれたけど結局そういうのには手を出さず、中古レコードの割引商品を中心に。勝ったのはこんな感じ↓。
■まずは60年代サイケ/ガレージもの。
Neighb'rhood Childr'n / Long Years in Space
男女ボーカル、ファズギター&オルガン、ちょっと東洋風な楽曲、ビートルズのカバー等々、まあベタといえばベタだけど嫌いになれない感じ。2枚組で、1枚目のB面あたりはけっこう狂っててかっこいい。
Long Years in Space [12 inch Analog] | |
Neighb'rhood Childr'n Sundazed Music Inc. 1997-06-10 売り上げランキング : 1119395 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
v.a. / Hide'n'Seek vol.1
ヨーロッパのガレージコンピ。まあ全体的にはビートルズ~ストーンズの影響の強い凡庸な感じ。ドイツ語?でストーンズの「The Last Time」をカバーしてるやつはちょっと珍品かな。
v.a. / Psychedelia vol.4
Tiny Aliceレーベルのコンピ。イギリスものなのかね。B面がわりと面白かった。
■あとアフリカものも何枚か。
Exile One / Jumbolo
邦題「アフロカリビアンの怒涛」! アフロレゲエみたいなやつですね。これはドミニカのバンドらしい。
Tony Allen and The Afro Messengers / No Discrimination
言わずと知れたフェラ・クティのバンドのドラマー。アフロビートの第一人者。
No Discrimination [12 inch Analog] Tony Allen & Afro Messengers Kindred Spirits 2011-10-11 by G-Tools |
Lita Bembo et Le Stukas du Zaire / DON DASS VOL.3
「キンシャサ・ロック」の重要バンドの由。P-Vineからリリースの国内盤。
■あと7インチを結構買った。
シーナ&ロケット / スイート・インスピレーション
84年、アルバム『New Hippies』からのシングルですね。
クララサーカス / ミスフラワーバイシクル
89年作
Jacks / からっぽの世界
「ピコの唄」「からっぽの世界(Different Version)」の3曲入り
ザ・ファントムギフト / 魔法のタンバリン
恥ずかしながらファントムギフトってちゃんと聴いたことなかったんだけど、6月にナポレオン山岸さんと対バンすることになったということもあってYouTubeで色々聴いてみたら、これがえれえかっこいいのな! まさかこんなにも好みなギターを弾く人がいたとは、と。俄然楽しみになりました。
Afro Kelenkye Band / Jungle Funk
ガーナのアフロ・ファンクバンドの未発表音源集2枚組。
■あと、別に値引きにはならないんけどCDも買っちゃった。
Acid Eater / Black Fuzz on Wheels
Black Fuzz on Wheels ACID EATER TIME BOMB 2010-01-20 by G-Tools |
■ていう感じで久々にレコードハンティングを堪能した後、Basement Barへ少年ナイフの出るイベントに行ったんですけどね。まあトリ前くらいなと思ったら何とトップバッター。受付で「どのバンドを見にきましたか?」と聞かれて「少年ナイフ」と答えたら「今終わりましたけど」って言われて、思わず「マジで!!!???」と叫んじゃいました。しかもナイフは珍しい「ヘヴィメタルセット」だったそうで……。sigh
投稿者 junne : 23:41 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月16日
兒嶋さんちの秘蔵カセットを聴く会
5/6(月・祝)
高円寺円盤
19:00-/Charge¥1500
出演:コジマノリオ(ギロチン工場)
聞き手:junne(Galaxy Express 666/大甲子園/Filth)
■ギロチン工場のギタリスト、コジマノリオさんの住む国分寺市では不燃ゴミの収集が有料になるということで、その前になるべく処分しておこうとカセットを入れた古いダンボールを開けたところそこは意外と宝の山だった! という経緯で発掘された、80年代~90年代にかけて録音・収集された涎もののライヴやデモ音源の数々をみんなで呑みながら拝聴しようという会です。
■聞き手のワタクシも死蔵しているカセットが色々あるので前座として何本か持って行こうかなと。はたして2013年にスーパーボールのカセットを聴くとどんな気分になるのか?
■時間があれば、ご来場のお客様の持参したカセットもかけたいと思います。デッキがなくて聞けないでいるカセットなどお持ちいただければと。また、円盤はここのところカセットに力を入れています。カセット音源のリリースも開始してますし、デザインアンダーグラウンドさんが完璧にリペアした中古ラジカセの販売もしています(今時、新品で売ってるカセットプレイヤーって、せいぜい語学学習くらいの用途しか想定しないチャチいやつが多いんですよね。ハードオフとかに出てるやつも状態がよくないのが多いし)。
■最近は逆にカセットのみのリリースをするバンドなんかも増えてますしね、これを機にカセットを見なおそう!
投稿者 junne : 12:28 | コメント (0) | トラックバック
最近の気になる新刊
■メモ代わりに。
■「現代作家ガイド」のオースター増補改訂版。オースターってものすごく面白い!というところまではいかないんだけどなんとなく読んじゃう作家、という感じです。個人的には。
ポール・オースター (現代作家ガイド) | ||||
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■これもまた増補改訂版として「オバマ以降のリンカーン像」を追記したリンカーン研究。リンカーン映画が続いたけどちょっとタイミング遅れたかも。
リンカーンの世紀 アメリカ大統領たちの文学思想史 増補新版 | ||||
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■『今日、恋を始めます』『making of LOVE』の古澤健監督が寄稿!
辞書、のような物語。 | ||||
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■「機械しか愛せない」男が主人公の「ギークサスペンス」だとか。アーレン・ダルノフスキーが映画化ってことで、そっちも面白そうだな。
機械男 | ||||
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■カープ本ブームが続いている。
エースの覚悟 (光文社新書) | ||||
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■山田宏一+和田誠ならそりゃ面白いですよね。
映画 果てしなきベストテン | ||||
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■「1878年~1899年にパリで刊行された冊子『今日の人々』に登場した全469名の戯画に、明解な人物紹介を付した貴重な資料」とのこと。「山藤章二のブラックアングル」みたいなものかしら。
カリカチュアでよむ19世紀末フランス人物事典 | ||||
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■チェホフの妻の姪、とのことだけどチェホフの奥さんっていうのも女優なんですね。
ヒトラーが寵愛した銀幕の女王: 寒い国から来た女優オリガ・チェーホワ | ||||
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■「オセアニア、東南アジア、シベリア、エスキモー、北中南米、アフリカの諸民族が口承で伝える生きた神話の構造」とのこと。特にアフリカに興味がある。
無文字民族の神話 | ||||
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■『赤の他人の瓜二つ』が大傑作だったので楽しみ。
往古来今 | ||||
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投稿者 junne : 12:07 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月15日
4/13 NOISE FOREST 2013
■行ってきました、すばらしいイベントだったとおもいます!
■各アクト、比較的持ち時間は短かったんだけど、それがショウケース的な感じにならず、短時間に凝縮した演奏をぶつけて来た感じがします。やっぱみんな気合が違うなと。
■あと、ハコのほうも良かった。まず何より音がいい! ノイズで音がいいっていうと笑う人がいますがそういう人は来なくていいです。AMTとか見に行ってても思うんだけど、グッドマンは単にクリアーだとかっていうのとも違った、ちゃんとその音楽性を理解した上での「音の良さ」があるなあと思う。
■手際もよかった。出演者も多く長丁場になるからダラダラするかなーと思ったんだけど、サクサク進行してダレた感じは一切なし。テーブルを使用する人が多かったんだけど、ちゃんと人数分テーブルが用意されててセッティング済みの状態で待機してるのが地味に効いてたんじゃないのかな。なかなかあれだけテーブル用意できるライブハウスって少ないと思う。
■トップバッターのASTROは、2人編成になってから初めて観たと思うんだけど、結構役割分担が明確にあるように感じられて面白かった。初っ端っから気合の入った演奏だっと思います。
■続くT.美川は音数の少ないイヤーエイクな高周波から始まり、後半は痙攣しながらの絶叫。もう名人芸ですよね。
■その後が美川さんとASTROの長谷川さんのデュオ。長谷川さんも先ほどのASTROでの演奏から一転した凶悪な演奏で、最後は二人で絶叫。先ほどのASTROでもそうだったんだけど、終わりがピタっと決まってたのは何か事前に決め事があったのかな。アイコンタクトしてる風はなかったんだけど。
■ここでいったん幕がおり、続けて出てきたのはSolmania。見た目がまずかっこよすぎるよね。ここで初めてエレキギターが登場。ロウ気味のファズギターがかっこいいのと、ベースが入るとやっぱり違うな―と思った。
■暗転し、ステージ上手側のフロアに置かれた台の上で大西蘭子さんが金盥みたいなのに砂利を入れてそれを踏む音を出すパフォーマンス。一個、二個と小石を落とす音が綺麗に響き渡る。そこからステージに移動し、大西さんと本日の企画者である日野繭子さん、非常階段のJUNKOさんによるトリオ、DFH-M3の演奏開始。
ツインヴォイス&エレクトロニクスなんだけどヴォイスのスタイルが全然違う。ジュンコさんは例によって終始ハイトーンの絶叫、大西さんはどちらかというとドスの効いた低い声が中心でアクションはちょっとロックっぽい気がする。日野さんの演奏ももう何年ぶりに観るかわかんないくらいだけど、手つきというか、エレクトロニクスにさっと手をかざす動きが昔と一緒でかっこいいんだよ。
■ステージにブロックが持ち込まれ、ガムテも使って厳重なセッティングが始められる。これだけでMasonnaだってわかりますよね(笑)。今回はなぜか機材がトラブル気味で、ブギャーって音は鳴ってるんだけどそれもセッティング調整の音だったり。音が鳴ってる時間は7分くらいあったと思うんだけど(超ロングセット!)、「ワンツースリーフォー!」と叫んで暴れだしてからは2,3分ってところでしょうか。それはそれで面白い、と思わせるところが強みですかね。
■続きましてはDFH-M3とソルマニア、そして元Angel'in Heavy Syrupのフサオさんのセッション。フサオさんがギター持ってステージに立ってるというだけで感無量なところがあります。白いピンヒールのブーツもかっこいい。
■最後は大セッションコーナーなのだけど、ここで元MerzubowのBARAさんが登場、故・岩崎さんに捧げる一斗缶ノイズということで、一斗缶を頭にかぶって叩きまくる。
途中からマゾンナがすごい勢いでマイクで叩いてたけど、あれは強烈だろうなあ。バラさんは一斗缶をかぶったままフロアへ突入、マゾさんもフロアに突入して大暴れ。
終了後は床がベトベト&ビール瓶が割れたりして大変なことになっておりました。掃除大変だったろうな。
SHOCK ROCK マゾンナ インディペンデントレーベル 2002-10-25 by G-Tools |
Early Works C.C.C.C. No Fun Productions 2007-08-28 by G-Tools |
Junko & Mattin [12 inch Analog] Junko & Mattin Tochnit Aleph 2008-12-15 by G-Tools |
アルケミー箱愚か ~Alchemy Box Is Stupid~ (オリジナル9作品+未発表CD2作品+ライブ映像2作品) INCAPACITANTS YOUTH INC. 2012-08-11 by G-Tools |
LIVE -BIG RIG- SOLMANIA Kubitsuri Tapes 2008-02-01 by G-Tools |
投稿者 junne : 19:22 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月12日
レンタルビデオ店物語
■我らがビックEの江川さんはもともと笹塚で「ビデオピープル」という伝説のレンタルビデオ屋をやっていたというのは一部で知られた話である。横断歩道を渡った先にある建物の階段を上った二階にある店で、道路に面したガラス窓にその時々でいろんな張り紙がされていた。ぼくが初めて行った時にはエヴァがマイブームだったみたいで、デカくて迫力のある字で「逃げちゃダメだ!」とか殴り書きしてあってものすごく入りにくかったのを覚えている。
■数年前に閉店なった際には連日在庫一掃セールを敢行し、向井秀徳がカートを引いて何度も買いに来たなんて話もある。都築響一さんのブログ記事で店内の様子がちょっとうかがえるので見てみてほしい。「映画秘宝」で「日本のタランティーノ」と紹介されたこともある(=ビデオ屋だから)。
■そんな江川さんが以前からピープルの思い出を本にしたいと言ってちょっとずつ書きためているのは知ってたんだけど、今回ブログ連載という形で公開を始めたようだ。
毎週木曜更新とのこと。生まれて最初の映像記憶から始まってるので先は長いと思うけど(笑)、気長につきあいましょう。一個人によるインディペンデントかつマニアックレンタルビデオ店という絶滅危惧種みたいな業態の貴重な記録であるとともに、江川さんがリアルタイムで体験した伝説的な日本のパンク・ニューウェーヴ・シーンの記録にもなっていくことだと思います。
■ちなみにそんな江川さん率いる伝説のパンクバンド、ビックEが数年ぶりにライブをやります。5月5日の子供の日、盟友グランドマザーファッカーとのツーマンで、6月で閉店予定の西荻窪ゼンプッシーにて。ゼンプッシーも名店だから行くといいですよ。
投稿者 junne : 17:31 | コメント (0) | トラックバック
カープ本ブーム?
■球春到来ということもあってかここ最近は野球関係の新刊が多いのだけど、なかでもカープ関係の本が多いのはたぶん気のせいではないと思う。まあ「アメトーク」のカープ芸人効果なんでしょうかね。
■この「カープルール」はなんとなくちょっと前(といってももう去年か! 時の経つのが早すぎる)に出た「カープあるある」と被りそうな気もするけどどうなんだろう。
カープルール 鯉党制作委員会 中経出版 2013-04-10 by G-Tools |
カープあるある | |
クリエイティブ研究所 アスペクト 2012-10-23 売り上げランキング : 56545 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
■なかでも珍書のたぐいだなと思うのはカープグッズだけを集めたこの本。カープ球団はここ数年グッズで儲けるということに味をしめている感があって、サヨナラとかあると即座にTシャツが作られたりするわけです。最近は堂林グッズが熱いみたいね。
鯉MONO語り カープグッズ研究会 竹書房 2013-03-08 by G-Tools |
■開幕に向けて発売されたムック3点。まあガイドブック的なもんですかね。
WE LOVE CARP (ぴあMOOK) ぴあ 2013-04-01 by G-Tools |
別冊カドカワ 総力特集 広島東洋カープ 62484-86 (カドカワムック 482) 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング) 2013-03-25 by G-Tools |
るるぶ広島カープ (JTBのムック) ジェイティビィパブリッシング 2013-03-28 by G-Tools |
■石井琢朗引退記念出版。
心の伸びしろ | |
石井 琢朗 ベストセラーズ 2013-03-26 売り上げランキング : 6513 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
■そんななかでも結構ちゃんと読みたいなと思うのが北別府のこれ。
CARPはなぜCSに出られないのか・・・ 手を伸ばせば、すぐそこに・・・ 北別府学 ザメディアジョン 2013-04-12 by G-Tools |
■肝心のカープのほうですが、当初は全然勝てなくてどうなることかと思ったけど巻き返して3連勝して最下位脱出と思ったところでまた負けて最下位に。横浜は雰囲気がいいしなんといっても今年の打線は恐ろしいから油断はできないが、中日が思いのほかヤバそうだしまだまだこれからCS狙える気がするよ(毎年この時期はそんな気がしている)
投稿者 junne : 13:16 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月11日
はてなブログはじめました
■いや、アカウントはだいぶ前に取ってあって「どうやって使おうかなー」とあれこれやってたのですが、思うところがあって特殊音楽情報ブログとしてやっていこうと思います。まだ使い分けが微妙なところはありますが併せてどうぞご贔屓に。
投稿者 junne : 17:52 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月10日
Galaxy Express 666メンバーのライブ情報
■ぼくはしばらく予定ないんだけど、ほかのメンバーはしっかり活動しているのでお知らせしておきますよ。
■Risa(Sleeping Beauty)
21(日)START 18:00 当日1000円
at 長野スカイ
w/Volt Change/ DRASTIC&BEAT/チャラメラ/パクパクごはん/Rare Earl、
"足利尊氏(1305〜1358)presents 戸愚呂(妹) 合同大説教vol3.2 〜その先の日本へ。"
25(木)open19:00/start19:30 前売1800円/当日2300円
at 六本木新世界
w/sajjanu / Zycos
■Rohco
ASTRO
"Noise Forest 2013
13(土) open18:30/start19:00 前売3,000/当日¥3,300
at 秋葉原Club Goodman
w/MASONNA / SOLMANIA / T. MIKAWA (from Incapacitants, 非常階段) / DFH-M3:Mayuko Hino(ex.C.C.C.C., Mne-mic)&JUNKO(Hijokaidan) & Ranko Onishi (ex.Mne-mic)
ヒグチケイコ+Sachiko+Rohco
"MICHEL HENRITZI / FUKUOKA RINJI JAPAN TOUR 2013"
25(木) open18:30/start19:00 前売¥2500/当日¥2800
at 高円寺SHOW BOAT
w/Michel Henritzi(Guitar Lap Steel, etc) & 福岡林嗣(Vocal, Violin, etc) / 三社[三上寛(Vocal, Guitar)石塚俊明(Drums)浦邊雅祥(Aito Sax, etc)]
投稿者 junne : 14:05 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月09日
Noise Forest 2013
■今週末はこれに行きます。
<NOISE FOREST 2013>
at 秋葉原Club Goodman
4/13(土) OPEN / START 18:30 / 19:00
adv¥3,000 /door¥3,300(共に1ドリンク別)
【出演】
DFH-M3(Divas From Hell – Monju3)
MASONNA(マゾンナ)
T・MIKAWA(美川俊治/from:非常階段/INCAPACITANTS)
SOLMANIA(ソルマニア)
ASTRO(アストロ)
■マゾンナとソルマニアが一緒に見られるなんてなかなかないですよ! ていうか俺、ソルマニアなんて見るの何年ぶりだろ。たぶん最後に見たのは20000Vで「corrupted + Solmania」っていうのをやった時ではないかと(いや、ソルマニア自体はこないだも東京には来てたので、あくまでぼくが見逃してるってだけなのですが)。
■つか、昨年Bar Issheeで見そこねた(油断してたら予約がいっぱいに……)DFH-M3がたいへんヤバそうである。女性ヴォイス2人+ハーシュノイズって。
■ちなみにこのライブは同名の企画のオーガナイザーであり自身もノイズユニットMonde Bruitsで活動していた岩崎昇平さん(2005年4月14日永眠)を偲ぶ意味合いもある模様。そういえばMonde BruitsのCD持ってたような気がするけどいつのまにか手放してしまったのかな。急にまた聴きたくなりました。
Selected Noise Works 93-94 Monde Bruits Cedar Glen 1995-08-01 by G-Tools |
投稿者 junne : 13:44 | コメント (0) | トラックバック
Johnny Thunders"Hurt Me"リマスター盤
■ジョニー・サンダースのアコースティックアルバム『Hurt Me』は普通のジョニーファン(『L.A.M.F.』とか『So Alone』とかが好きな人ですね)とはまた違う層(けっこうネオアコとか聴くような人も聴いてるよね。あとアシッドフォークとか好きな人も)にも人気のある名盤なわけだけれども、このほどボーナスディスクつきのリマスター盤が発売決定。
■ボーナスディスクのほうはレコ発ライブの録音で、アルバム収録曲のほかにドールズの「Frankenstein」とかストーンズの「Play With Fire」なんかをやってて興味深い。しかもamassのニュースによれば750枚限定でアナログも出るとか。
■それは買うっきゃねえええ!と速攻でアマゾンで予約! したのだが、よく見るとアナログは「ディスク枚数:1」って書いてあるぞ? ひょっとしてボーナスディスクがつくのはCDだけ? それともアマゾンの表記が間違ってる可能性もあるよな……
■と思って今回のリイシューのレーベルであるEasy Actionのサイトを見に行ったところ、やはりアナログは1枚だけみたい。
■ということで即座に予約をキャンセルしてCDを予約しなおした。まあいずれにしても楽しみ楽しみ。
Hurt Me (Re mastered) Johnny Thunders Easy Action 2013-04-29 by G-Tools |
投稿者 junne : 13:22 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月08日
【速報】Galaxy Express 666 & 四谷Outbreak! presents "Space Ritual"
ということでGalaxy Express 666のお披露目LIVE、出演者も固まったので大公開!
Galaxy Express 666 & 四谷Outbreak! presents "Space Ritual"
2013/6/6 Open 6:00p.m. / start 7:00 p.m.
at 四谷アウトブレイク
adv: 1,500yen / door:2,000yen
acts: HOMMヨ, REDSKINS, 病気マン劇団, ナポレオン(ナポレオン山岸:exファントムギフト,コマンタレブ / リュウヘイ / 平野勇:exマリア観音,コマンタレブ)
Food: Studio Qareeb
おなじみ四谷OUTBREAK!さんとの共同企画。2バンドずつ呼ぶ、という形になりました。
我々がお呼びしたのはまず、先日EARTHDOMで初めて観てその場で声をかけた「アンビエントブラックメタル」バンド、REDSKINS!
演奏を始める前にお客さんにもっと前に来るようにって言いながら「ダイジョウブ、ノーバイオレス」とか言ってるのが印象的でありました。音は凶悪なのに(笑)。
そしてHOMMヨは昨年やはり初めて観て即CDを買っちゃっいました。トリオ編成でドロっとしたサイケ感はあるけど、空間系のエフェクト処理はあまりないのかゴツゴツした生々しさのある大変かっこいいバンドです。
アウトブレイク側からもいきなりぶっ飛んだ対バンを用意してもらえたのでお楽しみに!
そして宇宙といえばカレー!ということで昨年のBonoboでのByaeen!Jyaeen!公演以来、ひさびさにスタジオカリーブに参加いただきます。
フード以外にもちょっとブース的なものを考えてるのでまた決まり次第お知らせしますね!
投稿者 junne : 23:27 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月05日
週報 3/4-10
3/4(Mon)
球春到来!ということで3/29および30の開幕戦@東京ドームのチケットを取った。取ってから気づいたのだけど、29日といえば四谷でオールナイトなのだった。会社(千駄ヶ谷)に楽器を置いて水道橋→試合が終わったら会社に戻り→四谷、という流れになるかと思われます。てことは試合中はあまり呑めないなあ。そして試合の結果いかんではライブのテンションに著しい影響を及ぼすことがありえる旨、予めご了承いただければと思います。
3/5(Tue)
Galaxy Express 666の練習。病み上がりのメンバーがいたりするのでサイゼリアはなし。ソロパートの入り方の確認など。
練習後、ひとりで中野富士見町駅前の寿司屋へ。悪くない。
3/6(Wed)
Bollocksの4色ページ入稿!
3/7(Thu)
Bollocksの1色ページ入稿!各所に告知など開始。
3/8(Fri)
写真集『Bollocks Works 2012』入稿!
明日は朝が早いのだがなんだかんだで遅くまでかかってしまう。中野坂上の広島お好み焼き「恵ちゃん」で夕食。耳の遠い大将と微妙にカタコトなお姉さん(可愛い)の二人で切り盛りしているのでオペレーションが微妙になるかと思ったが意外とそうでもない。旨いじゃないですかー。
3/9(Sat)
法事で松本へ。新宿からあずさに乗る。特急列車とか乗るとついつい「とりあえずビール!」という気分になるがさすがにそうもいかない。
10時半に松本着。お寺はなかなか立派である。
お経の後の講話のところで坊さんが「えー……宇宙の話をします」と言い出したので噴きそうになるがなんとか堪えた。
お昼は川沿いにある老舗の蕎麦屋。旨い。
ここでいったん親族たちと別れてブラブラすることに。とりあえず妻と川沿いにある老舗の喫茶店へ。コーヒーもケーキも美味しいし落ち着いた雰囲気でこういうとこならゆっくり本を読みに来たりしたいなー。
妻につきあって民芸品の店とかを回っているうちにレコード屋を発見したので突入する。
わりと面白い品揃えの店だった。ほんとはもっとゆっくり廉価盤のエサ箱を漁りたかったのだけど断念。60年台もののコンピ2枚で勘弁しといてやる。
親と合流して宿に向かう。八ヶ岳のほうにある保養施設みたいなとこなんだけど、これが実に充実した施設だった。まず「ウェルカムドリンク」と称してビールとワインが飲み放題。温泉は露天風呂もあり、気候的にもほどよく涼しくて大変快適。もちろん風呂あがりにはビール。
夕食はコース料理でそれもまたなかなか美味かったのだが、ここでも飲み放題。日本酒もつくので美味しい日本酒をガンガン煽っているうちに眠くなってきて、夕食後には即轟沈、そのまま朝まで寝ておりました……。
3/10(Sun)
朝食のあとにもう一風呂浴びてチェックアウト。山の中で木とかを使って家具やら雑貨を作ってるようなところ何軒かまわってから、廃校になった小学校を改造して食堂にしているというところで昼食。パスタにしたんだけどこれもなかなかの味である。
あとは一路東京へ。黄砂だかなんだかわからないがとにかく空は黄色くもやっとしており、ザラザラして変な空気になっていた。
投稿者 junne : 14:53 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月04日
4/3 Core of Bellsレコ発@下北沢THREE
■8時スタートで2バンドという社会人に優しい設定のライブである。DJがずっとメタルをかけてるうちに8時15分くらいからライブスタート。
■ジョニー大蔵大臣&久下惠生。
要するに水中の曲をギターとドラムだけでやるということなのだが、ドラムが違うとこうも違うかー!と。水中だとコンパクトで小気味いい感じだと思うんだけど、今回はもっと突っ込み気味といいますか。まず1音1音がやたらと重く、基本的には構成もおさえつつ微妙にハズしてきたり。結果としてアングラ的な迫力のある演奏になっていたと思う。
■そして主役のCxOxB。
いつも意図の図りかねるパフォーマンスを入れてくるバンドという印象なのだが今回はほぼストレートに演奏のみ。27曲入りのニューアルバムの曲をひたすら演奏するというものだったのだが、捻りのあるパワーバイオレンス~カオティックハードコア(ちょっとブラックメタルも)って感じで大変にかっこよかったわ。
芸人の墓 水中、それは苦しい インディーズ・メーカー 2012-12-07 by G-Tools |
Methodelic core of bells Headz 2013-04-10 by G-Tools |
投稿者 junne : 16:14 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月02日
週報 2/25-3/3
2/25(Mon)
休み。
鍋横のカレー居酒屋「やるき」へ。タモリ倶楽部で大々的に紹介されて一気に有名になった店である。実際、月曜の夕方5時に行ったのだが6時までにはそこそこの入りになってるくらい。金曜の夜なんか相当混むだろうね。
店主はやるき茶屋の厨房で働いていたインド人。基本的にすべていわゆる居酒屋メニューにスパイスを加えたものばかりなのだけど、品ごとにスパイスやハーブの組み合わせを工夫してる感じなので「全部カレーじゃん!」てことにはならない(いや、全部カレーではあるんだが)。タンドリーチキンが串に刺して出てきたりね。
DVDで『ぼくのエリ 200歳の少女』を観る。面白かったのだけど、あとでここ(ネタバレだけど)を読んで驚愕。全然ダメじゃんそれ!
ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD] アミューズソフトエンタテインメント 2011-02-04 by G-Tools |
2/27(Wed)
坐・高円寺で映画「ひなげし」の上映会&ライブ。予告編だけ見てもすでに「頭痛え」って感じだったのだが、実際に見ると相当頭の痛い映画でした。
2/28(Thu)
仕事をしつつDOMMUNEの間章特番を観る。貴重な映像がたくさんかかったのだが、間章って写真も見たことなかったので、イメージと全然違うので驚いた。たぶん阿部薫とイメージがごっちゃになってたのだと思う。
3/1(Fri)
藤田 直哉『虚構内存在』を読む。力の入った筒井康隆論。筒井の「超虚構」理論および「感情移入」の理論を丁寧に作品および発言から紐解いていく力作。第三部(最終節)で、「超虚構」と「感情移入」によって現在何ができるのか、という話になっていくのだけど、やっぱりそこでそういう話(具体的にはネットの話)になっちゃうのかーっていう気にはなったけど、まあ『朝のガスパール』の先を考えようと思ったら仕方ないわな。
虚構内存在――筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉 藤田 直哉 作品社 2013-01-31 by G-Tools |
3/2(Sat)
新宿ハッティでランチ。量的なコストパフォーマンスはけっこうなものだと思うけど(ナン・ライス・カレーともにお代わり自由!)、カレー自体はまあまあかなって感じ。とはいえ、冬季限定で夜はカレー鍋のコースがあり、それが旨いということなので、またそういう時に来たいと思った。
下北沢Shelterでイライザ・ロイヤル&ザ総括リンチとTexaco Leathermanのスプリットレコ発。全バンド最高! とりあえず写真だけ貼っときます。
プンクボイシネ
なんと4月でプンクボイシネとしての活動は終了だという。ええー、残念すぎ!という感じですが、今回もトクさんはほとんどステージにおらず縦横無尽にフロアを(ドリンクカウンターのほうまで)駆け巡り、しょっちゅうマイクを落としてながらの熱演。
イライザ・ロイヤル&ザ総括リンチ
姐さんだいぶ気合入ってた感じ!MCがかなり感動を呼んでたよ。
ギターウルフ
ものすごく久々に観たら知らない曲ばっかになっててびっくりした(たぶん青森ロックフェスの1回目以来)しかしやはりかっこいいなー。
Texaco Leatherman
テキサコについてはビックEこと江川さんとの共演シーンでお送りしました。ちなみに江川さんは総括リンチの曲の中で「好きよシンジ~」って歌ってもらってものすごくニヤけていたということもご報告しておきます。
打ち上げではロックの神様と女王様に囲まれての記念写真を撮らせていただいた。うれしすぎる。
3/3(Sun)
シェイクスピア『じゃじゃ馬ならし』を読む。これはけっこう普通に失敗作なのでは……。最初に出てきたちょっとトリッキーな設定が全然生きてない。
じゃじゃ馬ならし シェイクスピア全集 〔7〕 白水Uブックス ウィリアム・シェイクスピア 小田島 雄志 白水社 1983-01 by G-Tools |
投稿者 junne : 18:24 | コメント (0) | トラックバック
2013年04月01日
3/29 WEBスナイパーナイト
■ということで先週末はWEBスナイパーナイトでした。思いの外たくさんのお客さんに来ていただいて、ほんとにありがとうございます。大甲子園としてもこれほどアウェイ感のないライブは珍しいというか、「お母さんは泣いてるぞー」等の温かい声援を受けて気持ちよく演奏させていただきましたよ。
■野獣のリリアンの安田さんのブログにほぼ全出演者の写真入りでライブレポが載ってるのでよかったらそちらもどうぞ。しかし驚くべきなのはあれだけの長丁場でありながら全然タイムテーブルが押さなかったこと。「ちんこー!」「まんこー!」と言ったマトモな大人とは思えないコール&レスポンスが連発されるダメな大人ばかりのイベントなのにそこはちゃんとしてる!これは出演者もさることながら、アウトブレイクならではだよなー。
■そんな進行のテキパキさもあって、オールは正直キツいかなーと思ってたのだけどけっこう大丈夫でした。いや、自分のライブが終わったら完全に息が上がって体力的には死んでたけど。でも退屈とか帰りたいとかもう寝たいとかは全くなし(飲み放題だったので飲みっぱなしだったから翌日は死にそうでしたが)。ほんとに楽しい一晩だった。またやりたいですね!
写真はFacebookより拝借。