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2007年03月31日

Bludwulf / Cryptic Revelations

一部(主にBOY界隈)で話題騒然なNYのグラムメタルパンクス、待望の1stアルバム。少なくともBOYでは入荷するたびに数時間で完売という大反響を呼んでいる。ちょっと前にBOYに立ち寄った際に、「どうせ今日も売り切れてるんだろうなあ」と思ったらアナログが残ってたので大喜びで購入した次第。

基本的なサウンド構成はNWOBHM的なメロディアスなツイン・リードのギターリフ。ブラックメタル的な極悪ボーカル。そして目だって下手クソなドッタンバッタンいうドラム。何といっても目を惹くのはモトリーかポイズンばりのヘアメタルなルックスだ。MySpaceで堪能できると思うのでチェックされたし。

Cryptic RevolutionsCryptic Revolutions
Bludwulf


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投稿者 junne : 15:05 | コメント (0) | トラックバック

2007年03月30日

新譜情報:Velvet Revolver、Shellac、Two Lone Swordsmen

■Velvet Revolver / Libertad
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待望のセカンドLiberta"が5月23日発売。前にスラッシュが「コンセプトアルバムになる」なんて発言してたけどあれはどうなったんだろう。「守護神伝-新章-」「オペレーション:マインドクライムII」が出た頃だったので、「コンセプトアルバムの時代が来る!」と思った記憶があるのだけど。ちなみにプロデューサーはブレンダン・オブライエン。

ともあれやはりガンズより先に出そうですね!たのしみたのしみ。

リベルタドリベルタド
ヴェルヴェット・リヴォルヴァー


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■Shellac / Excellent Italian Greyhound
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そしてそしてShellac!!!!!!6月5日発売だそうですよ!

こちらに曲名の情報あり。今回も100%ヴァージンヴィニールの重量盤アナログリリースがあるのだろうか(過去の3作は全てそれで揃えてます)。

つか、5月からヨーロッパツアーだそうだけど、今度こそ日本来てくれないかなあ。
(ネタ元:Daily Record Time

■Two Lone Swordsmen / Wrong Meeting
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アンディ・ウェザオールのユニットTwo Lone Swordsmenの新譜"Wrong Meeting"は4月23日。ただし、直販のアナログとMP3によるダウンロード販売のみとのこと。前作がかなり好きだったので楽しみ。これもアナログでほしいわなあ、やっぱ。

投稿者 junne : 17:00 | コメント (2) | トラックバック

AERA '07.4.2号

現在発売中の「アエラ」巻頭記事の「ワーキングプアーの大逆襲」が良い。

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派遣などの非正規雇用者による新しい形の労働組合、そして高円寺ニート組合などの活動についてのレポート。立場の弱い非正規雇用の若い女性が携帯メールやmixiのコミュを使って会社に知られないように根回しをして組合を立ち上げる経緯などすごくためになるし、水越真紀さんによる高円寺ニート組合などの、ネタっぽいノリの政治活動についてのレポート記事も面白い。こないだ紹介した「riot grrrlというムーブメント」のvegangrrrlさんも取り上げられてます。

あと、後ろのほうに載ってる音楽の記事で「ダウンロードDJ」とかいって、やけのはらと露骨キットが紹介されてたりするのも笑う。

投稿者 junne : 13:21 | コメント (0) | トラックバック

Glamorous & Dangerous vol.3

Nine Inch Nailsの来日&新譜発売、Guns n'Rosesの来日(新譜は?・笑)、というこのタイミングをグラデンクルーが見逃すはずがないのです!
ということで、来週末はHR/HM、グラム、パンク、爆走R&Rといったイカしたやさぐれロックのかかるパーティ「Glamorous & Dangerous」の3回目(新宿ACIDに移っての2位回目)がありますよ!

chinesedemocracy.jpg yearzero.jpg

■Glamorous & Dangerous #3
□日時:4月7日(土)17:00~20:30
□会場:新宿club acid
□料金:2,000円(w/1drink)
□DJ:いっしー、とみぃ、junne
□バンド:予定

前回はジューダス・ブリーフ党の出演で大いに盛り上がりましたが、今回もライブもある予定です。現在イカしたバンドを手配中。

今回も前回同様に終了が早いので、そのまま打ち上げもね!(随園別館とか行きたい)

Appetite for DestructionAppetite for Destruction
Guns N' Roses


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Year ZeroYear Zero
Nine Inch Nails


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投稿者 junne : 12:11 | コメント (0) | トラックバック

2007年03月29日

PROM作戦会議

■昨日あれだけ「見逃せない」とか書いておきながら、結局ブロッツマンは断念。その代わりに高田馬場(現在のtagさんの職場であり、ぼくとomo*8くんの心の故郷)のさくら水産でPROM作戦会議をしてきたよ。昔はこんなとこにさく水なんかなかったと思うんだけど。

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■さく水のジャンクなメニューに舌鼓を打ちつつ、いろいろ面白いことを考えたので近日発表します。お楽しみにね!

投稿者 junne : 02:20 | コメント (0) | トラックバック

紙版NOIZ NOIZ NOIZ-Archive 1998

■あまり知られていないことだけど、昔紙版NOIZ NOIZ NOIZというのを作ったことがある。EverythingCOOLの影響で、1年分のテキストをまとめて一冊にしよう、と思ったのだ。ということでまずは第一弾として作ったのが、サイト開設の98年の年鑑という体裁の「NOIZ NOIZ NOIZ-Archive 1998」。

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■中身のほとんどは日記。23歳無職。就職活動中とはいえ今のニートに近い生活だが、ライブにだけは熱心に通っていた。ということでライブレポートも何本か収録。ディスクレビューなんかもちょっとは書いたな。

■本当は続けて毎年作るつもりでいたのだけど、1冊目の在庫が全然掃けなかったため続編には踏み切れず、結局1号だけで終わっている。いや、通販も委託も全然やらず、「売る」という行為をほとんどしてなかったから掃けるわけもないのだが。

■そんなデッドストックの紙版NOIZ NOIZ NOIZですが、このたびぼくの行きつけ?のオンラインショップLilmag Store置いていただくことになりました。正直文章は今読むと恥ずかしい(10年近く前だからねえ)出来だし、レイアウトとかも全部Word97かなんかでやっているので非常に洗練されていないものである(何せ表紙までWordで作ってるからね!)。一緒に並んでいるカッコいいZineの数々と比べるとなんだか申し訳ない気もする。が、まあ何らかの資料としての価値はあるのではないかと思うので、気が向いたらお買い上げいただければ幸いであります。

■つうか一緒に入荷されたラインナップがいちいち面白そうだったので結局全部注文しちゃったよ!

投稿者 junne : 01:48 | コメント (0) | トラックバック

2007年03月28日

ニューヨーク烈伝―闘う世界民衆の都市空間

■ニューヨークは、ぼくが今まで一番多くの回数訪れている外国の都市だ。初めて行ったのが98年だったかな。この時点ですでにジリアーニによるジェントリフィケーションは相当進んでおり、街のあちこちに警官が立っていて、特に怖い思いをすることもなかった。まあ、1~2週間かそこら滞在するだけの観光客にとってはそれはそれでありがたいことではある。

■が、それによってニューヨークから失われたものが確実に存在する。それは「文化」とか「刺激」とかいったある種「嗜好品」的なものだけではなく、より実際的な多くの問題をはらむ。家賃の値上げによって追い出される人々、とか(そして、これって現在東京に住む上でも見逃せない問題だと思うのだ)。CBGBの移転とか、Tonicも危ない、なんてのもそういう流れの中にある。

■高祖岩三郎『ニューヨーク烈伝―闘う世界民衆の都市空間』は、さまざまな人種・階級からなる民衆の闘争の場としてのニューヨークを描いた本。基本的に「ニューヨーク本」とかっていうのは「ニューヨークっていいよねー」で済んじゃうようなものが多い(偏見です)のだけど、この本は一味違う。いろいろと我々が学べる本だと思う。ABC No Rioの話とか、血が騒ぐことこの上ない。選挙の前に読んでおきたい一冊だ。実はこの本は図書館で借りて読んだのだけど、近いうちにちゃんと買います。

ニューヨーク烈伝―闘う世界民衆の都市空間ニューヨーク烈伝―闘う世界民衆の都市空間
高祖 岩三郎


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投稿者 junne : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2007年03月27日

ブロッツマン!

■Triosk来日を見逃してがっかりした記憶も新しい今日この頃、TFJさんの談話室にまたしても見逃せない情報が!

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Peter Brötzmann, 近藤 等則, etc @ SuperDeluxe (六本木), Wed. 2007/03/28, 1900 open, 1930 start.

ドイツの free jazz/improv sax 奏者 Peter Brötzmann (⇒en.wikipedia.org) の来日公演 BrotzFest 2007 の1晩目は、 近藤 等則 (trumpet), 山本 秀夫 (drums), 芳垣 安洋 (drums), ナスノミツル (bass) の2管にツインドラムの編成にスペシャルゲストの予定。 Brötzmann & Kondo というと Die Like A Dog Quartet (レビュー) をまず思いだしますが、それから10年経ちますし、違うことをするんじゃないかしらん。

Peter Brötzmann, Paal Nilssen-Love, 八木 美知依
@ Pit Inn (新宿), Fri. 2007/03/30, 1930 open, 2000 start.

BrotzFest 2007 2晩目にして Paal Nilssen-Love Pit Inn Sessions 2007 の1晩目は、去年の Kongsberg Jazzfestival の sax/drums/koto trio (関連発言) の再現というか、スペシャルゲストもあるようなので拡大版でしょうか。ちなみに、Nilssen-Love と 八木 の共演したライブは、以前にも観たことがあります (レビュー)。

■うっはー、ブロッツマンかあ!
個人的には特に見たいのが明日のスパデラなんだけど、そんな急に明日って言われても……。しかしブロッツマン&近藤等則の二管&アルタードのリズム隊を含めたツインドラム編成。
ちょうどこないだサンヘドリン(灰野敬二・ナスノミツル・吉田達也)を見てナスノさんすげえ!と改めて思っただけに、これは見たいなあ。行けるかなあ

■ちなみにぼくは数年前に一度だけブロッツマンを見たことがある。横浜ジャズプロムナードで、ドラマーの羽野昌二とのデュオ。まあなんというか、「エネルギーミュージック」としてのフリーインプロヴィゼーションの真髄を見た!という感じだった。結構な年齢だと思うのだけど、あの勢いは衰えていないのだろうか。今だったら「ブロッツマン+灰野さん+ヒコさん」とかそういう組み合わせで見てみたいかも。そういえば、あの時同じ関内の神奈川県民会館小ホールで見たスティーヴ・レイシーはもうこの世にはいないのだ。そう考えると見といたほうがいいかなあ。

Little Birds Have Fast Hearts, No. 1Little Birds Have Fast Hearts, No. 1
Die Like a Dog Quartet


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投稿者 junne : 15:06 | コメント (0) | トラックバック

2007年03月26日

Triosk

■何年か前、UKの「The Wire」という音楽誌を定期購読していたのだけれど、その目的は(雑誌自体ももちろん面白いのだが)定期購読者には頻繁にサンプラーCDみたいなものがオマケでついてきた、というのがある。

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そんなCDも結局あんま聴かなかったりしたのだが、最近聴きなおしてちょっと気になったバンドがTriosk。ピアノと電子音をフィーチャーした音響ジャズって感じのスタイルで、KQLDとかに通じるものがある、かな。

■で、早速マイスペで調べてみると、ちゃんと登録あり。ここにあがってる音源もなかなかいい感じ。ていうか23日にスーパーデラックスでライブあるとか書いてあるじゃないか!

てことで結構気になってたのだけど、結局行かなかったのね。そしたらTFJさんが観に行ってたみたいで、早速レビューがアップされている。これを読むとやっぱ行けば良かったなーと。ライブは一期一会だから、気になったら行っとけ!ってことですな。

■ていうか日曜はConquest for Death行く気満々で、前日にNATで前売りまで買ってたんだけど、結局急に熱を出して断念。まああの体調で満員御礼のEarthdomなんかに出かけたらその後悪化するのは目に見えているので仕方ない。のだけど、それでもやっぱ悔しいわなあ……。

投稿者 junne : 21:20 | コメント (0) | トラックバック

高円寺一揆続報

先日お伝えした「金がないヒマ人が騒ぎ始めるための作戦会議」第二弾。詳細がmixiに載っていたので無断で転載するよ!

ラジオ・マルーンのパフォーマンスは先日青い部屋で見てきましたが、なかなか最高なので今回も楽しみであります(そういえば、彼らのMix-CDをもらったけどまだ聴いてなかった。近日中に聴いて紹介します)

しかし、今回の会場はずいぶんとお洒落カフェっぽいけども大丈夫なのだろうかw

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3/30(fri) 20:00~22:00

CAFE indian summer

¥1000(2drink)+480(騒乱費)

(agitation)
イルコモンズ(映像アジテーター)
松本 哉(素人の乱・杉並区議選予定候補)
小丸朋恵(飲んだくれ編集者)
 他、豪華ゲストの可能性大
司会:ペペ長谷川(毎度おなじみ役立たずの帝王)

(DeeJay)
ラジオ・マルーン(米騒動系DJ軍団)
 
(映像&音楽&騒音)
ノンポリティカルラジカル
他、とんでもないゲストの可能性大

(主催)
高円寺一揆衆

投稿者 junne : 21:12 | コメント (0) | トラックバック

2007年03月25日

ムーンライダーズ 30年のサバイバル

明日、BS2でムーンライダーズの特番が放送されます。

ムーンライダーズ 30年のサバイバル
~ Who's gonna die first ? ~

放送:NHK BS 2
放送時間:3/26 (月) 午後11時~0時30分

BSはいちおう入るのだけど、録画環境がVHSしかないのです。まあそれでもちゃんと録画はしておこう。

以下、番組ディレクター氏のコメントを。


国内最長不倒のバンドの一つ、ムーンライダーズ。
数々のトラブルや壁を、豪快な頓智と文系ならではの特殊な拳骨の繰り出し方で乗り切ってきたバンドの30(実は+1)年のサバイバルを描きだす。
ほぼ歴史順に沿った選曲で、観客を入れない親密な空間で収録するスタジオ・ライブ。
そして縁ある場所で行うメンバーの鼎談。
この二つを軸にした、アル・クーパー的に言えば「早すぎた自叙伝」。

一週間ほど前に完成し、局内での試写会も終了。幾人かの方にはご覧頂いたのですが、はたしていかがなもんなんでしょうか。自分としては、今の時点で出来ることの多くをつぎ込むことが出来たように思っています。
勿論、完成した瞬間から反省の嵐にまみれておりますが、それでも出来上がりに関してはよいものが出来たんじゃないかという自負が、珍しくあります。
ただしそれは、色々と無理を聞いていただき尚かつ素晴らしい演奏を収録させていただいたムーンライダーズやそのスタッフの皆さん、そして録音・撮影から編集に至るまで全ての過程で恵まれた技術スタッフの尽力があったからこそという点に尽きます。私がどうしたという問題じゃありません。これは偽り無い事実です。

一本限りの特別番組なので、なかなか広く告知されることが難しいのですが、出来ればこの番組はムーンライダーズのファンの皆さんで無い方々に、特にご覧頂きたい(語弊アリアリ)。単純に彼らが「バンド」として如何に凄いかが容易に判ると思う。
このバンドの歴史を知るには、先日公開された「マニアの受難」等とは比較できないほど駆け足だと思う。しかし、ムーンライダーズとは一体どんなバンドなのか、という意味においては、映画以上に多くのことを知ることが出来るような気がする(いいのかそんな大それた事言って)。
ここでの彼らの多彩極まる音楽性の豊かさはもとより、その演奏の圧倒的なマッシブさには唖然とするはずだ。若いとか瑞々しいなんてもんじゃない、単純に物凄く力強いのだ。高いスキルがのあるのに、テクや形式に流れない強さを醸すバンドなんて、奇跡だと思う。ライダーズを文系バンドという括りにはめ込んでしまうのが如何に危険か、思い知るはず。
歌詞やトークといった言葉の部分でも、多くの示唆を与えてくれるはずだ。
改めて凄いバンドです。
そんな方々と仕事が出来たなんて、今考えても恐れ多い。

とにかく、一人でも多くの方にご覧頂きたいです。
たいへん勝手ではございますが、ご友人がたにお知らせいただけると有り難いです。

投稿者 junne : 22:52 | コメント (0) | トラックバック

少年ナイフ@代々木Zher the Zoo

■3/24(土)

■代々木Zher the Zooの2周年の一環として少年ナイフのライブがあるということで、かなり早めにチケットをゲットして楽しみにしていた。前座はNeat Beats。
さすがにこの規模のライブハウスでナイフが見られるというのはレアなのでチケットはソールドアウト、お店の周りはかなり長い行列が。

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■Neat Beatsは昨年青森で見た以来だけど、特に印象に変化はなし。細身のスーツで決めたトッポい兄ちゃんたちがシンプルなガレージロックをやっている、という感じ。こういうバンドは基本的に嫌いじゃない。

■しかしながらやはり少年ナイフの敵ではないのである。何せ相手は宇宙一のロックバンドなのである。今回は久々にあつこさんが帰国して演奏に加わっており、そういう意味でもスペシャルなライブ。盛り上がらないわけがない。

■ということで「I am a Cat」(!)や「Mysterious Drug Store」といったあつこさんボーカルの曲も披露。そして、個人的な話で申し訳ないが、移動中にぼくのiPod Shuffleでたまたまかかった「Golden Years of Rock'n'Roll」をやってくれたので感動した。

Cheer up! Cheer up! Rock will Never Die!
Cheer up! Cheer up! Rock Forever!

というところで思わず泣きそうになりましたよ(ナイフのライブに行くと必ず一度は泣きそうになるのです)

■ということで、次は4/20のO-Nest、bloodthirsty butchersの20周年ライブで対バンだ。これも楽しみー!

投稿者 junne : 22:16 | コメント (0) | トラックバック

2007年03月23日

高円寺一揆第2弾が!

■先日「高円寺素人の乱」9号店(呑み屋)で行われた「金がないヒマ人が騒ぎ始めるための作戦会議」に参加してきたのだけれど、イルコモンズさんのブログによると早くも第2回が予定されている模様。前回はひっじょーに面白かったので、今度も是非行きたいと思う。

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ということで、前回流された映像をご紹介。

■まずA.P.P.D.こと「ドイツ無政府主義ポゴ党」の政見放送。スローガンは「すべての労働はクソだ!」「飲んで、飲んで、飲んで」。イルコモンズ氏による日本語字幕&テロップ付。

■続いて高円寺で行われた「三人デモ」の模様を記録した「We Are The Three(Only!)

■さらに続けて「政治を遊んだ」人々として、まずはデッケネのビアフラがサンフランシスコ市長選に立候補したときのニュース映像(演奏シーン付)

■そして日本ではもちろん内田裕也

最後にシアトルで行われた半グローバリズム集会にふらっと現れた元シカゴセブンの一人が行った、超感動的なコール&レスポンス演説。これはYouTubeにもないみたい。ここで紹介されてるもの。

■質疑応答ではポゴ党に感銘を受けた若者が「当選する気もなく選挙に出るなんて、それは単なる娯楽じゃないのか」と突っ込んできたのに対し、「いや、娯楽ですよ。本気で遊ぶってことをナメないでほしい」という応酬があり、最終的に弁士の皆さんそれぞれにすごくいいことを言ってた気がする。ので、また次回にも期待!

ちなみに今売りの「論座」は左翼特集となっているが、実は実質「高円寺素人の乱」特集、というとちょっと言いすぎだが、まあそこにかなりのページ数が割かれている。興味があれば読んでみるといいかと。

論座 2007年 04月号 [雑誌]論座 2007年 04月号 [雑誌]


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投稿者 junne : 22:22 | コメント (0) | トラックバック

Conquest for Death Japan Tour 2007 "Extreme Nightmare"

元Assfort、Unholy Grave、現Charm、東京ハードコアシーンの誇るスーパードラマーKikuさんがアメリカで結成したバンド「Conquest for Death」が来日。各地でかなり豪華な対バンをそろえたツアーを行う模様で、東京では今週末の2本がどっちもマストな感じ。

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ぼくは日曜のほうに行く予定ですよ!

2007. 3/24(土) 高円寺20000V 
"EXTREME NIGHTMARE"
CONQUEST FOR DEATH (from USA), CHARM, ANGEL OD, IT'S YOU, FUCK YOU HEROES, EL NUDO, BREAKfAST, FAMILY MAN, SLIGHT SLAPPERS, SQUARE THE CIRCLE, EXCLAIM, KGS, ABRAHAM CROSS, RANGE & THE DIRTY HOSPITAL, STRUGGLE FOR PRIDE
¥2000 問) 20000V 03-3316-6969

2007. 3/25(日) 新大久保EARTHDOM 
"EXTREME NIGHTMARE"
CONQUEST FOR DEATH (from USA), CHARM, FUCK ON THE BEACH, VIVISICK, LIFE, COLORED RICEMEN, GAUZE, UG MAN, MELT BANANA
¥2000 問) EARTHDOM 03-3205-4469

投稿者 junne : 13:27 | コメント (0)

2007年03月22日

イベント案

仲俣暁生さんの新刊『「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか』、まだ未入手なのだけど(金がないんだよ!)、ブログによると

今回の本に関しては、具体的なイベントは決まっていないので、ぜひこの人とやってほしい!というリクエストがあれば、メールかトラックバックでお知らせ下さい。

つうことなのでここでリクエストを。
舞城王太郎とSkype対談というのがいいと思います!

「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか
仲俣 暁生 舞城 王太郎 愛媛川 十三


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投稿者 junne : 13:12 | コメント (0)

2007年03月12日

CRASS ストーリー

■新宿のアナキスト・インフォショップ「Irregular Rhythm Assylum」(IR.A.)制作のパンフレット。世界のパンク/HCに多大な影響を与えたアナーコ・パンク・バンドCRASSのシングル・コレクション・アルバム『Best Before 1984』についていたライナーノーツを邦訳したもの(英文も併録されている)。バンドのおおざっぱなヒストリー。「パンク」、そして「音楽」や「カルチャー」になにがしかの「意味」を求めたいひとは必読。ぼくはLilmag Storeで買ったけど、IRAに行って自分でホチキス止めしたら割引があるそうだ。

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■ちなみに他に現在入手しやすいCRASS関連のテキストとしては、「Spectator」誌の「レベル・ミュージック」特集号、それから「文藝別冊 セックス・ピストルズ」なんかがある。「文藝」のほうはドラマーのペニー・リンボーの自伝の抜粋。原書はこちら。それと最近チェリー・レッドから出たアナーコ・パンクのヒストリー本『The Day The Country Died』なんかも併せて読むといいかもしれない(洋書2冊はは買ったんだけどまだ読んでないです……)。

Best Before 1984Best Before 1984
Crass


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Ian Glasper


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投稿者 junne : 22:06 | コメント (0)

Ain't It Fun vol.9

■ということで、9回目のAIFは、動員こそ厳しかったものの、いつもにも増したバカバカしい内容でつつがなく終了いたしました。ぼくのセットリストはこんな感じ。ラテン特集ということで。

1. Orchestra Harlow / Maria La O
2. Stan Kenton / Cuban Carnival
3. Bobby Valentin / Son Son Charari
4. Cesta All-Stars / 地酒でバッチリ!
5. DCPRG / 構造I
6. Deep Rumba / Bom Bom Bom Bom
7. The Rolling Stones / Sympathy for the Devil (Neptunes Mix)
8. Sepultura / Chaos B.C.

■AIFだといつもtagさんの酷さが目立つわけだが、今回は特に酷い。そもそも思いっきり遅刻して会場入りが1時近く。そして出番になるとまずはマイクをつかみ、遅刻の釈明からスタートw。以後、主にアニソンを解説?つきでかけていく。出番が終ると徘徊老人のようにウロウロしてたかと思うとマイクをつかんで絶叫し、かと思うと寝ちゃう、みたいな。自由すぎるにもほどがありますw

■なんか、これがその後の流れを決定した気も。ということで、いつも以上にくだらなくて楽しかった。みんな次はくるといいよ。ぼくは出ないけど(翌日がFilthのライブなので)。

投稿者 junne : 13:18 | コメント (0)

2007年03月11日

幽閉者―テロリスト―

■渋谷ユーロスペースにて。3月9日までというので、7日に滑り込みで行ってきた。

■最初はデジカメ丸出しなチープな映像に一瞬ヒキかけたのだけど、すぐにぐいぐい引き込まれた。まずは音楽というか音響がものすごい。そして、田口トモロヲ演じる逮捕され幽閉され拷問されるテロリストの混乱した脳内?で繰り広げられる革命論。

■正直一回見ただけでは咀嚼しきれなかったところもある。機会があればまた観たいけど、できればDVDとかじゃなくて劇場で見たほうがいいわなあ。

投稿者 junne : 23:59 | コメント (0)

2007年03月08日

あさってはAIF!

ということで2ヶ月に一度のお祭り騒ぎイベント、Ain't It Funの9回目は今週土曜日です!

■「AIN'T IT FUN」Vol.9
□日時:3月10日(土)23:30~4:30
□会場:四谷OUTBREAK!
 (http://www.hor-outbreak.com/index.html)
□料金:2,000円(w/1drink)※半券にて再入場可能
□regularDJ:とみぃ、津田大介、tag、junne、あまなつ
□guestDJ:‭showhey(人類の進歩と調和とせつなさと心強さと)
□LIVE:PUPPET
□VJ:キキ
公式ブログ

ゲストライブアクトとして、VJのキキさんとレギュラーDJの津田さんの参加しているバンドPuppetがAIF2度目の出演。前回出演時にはブラビとタンポポのカバーという反則技をかましてくれて、ぼくは思わず正座して拝見してしまったわけですが(ドクターマーチンを履いて正座するのは正直キツかった!・笑)、果たして今回はどうなるでしょうか。こないだのフライデーに加護ちゃんインタビューが載ったりした今日この頃、「加護ちゃん辞めないでー」コールから1年のAIFも盛り上がること必至であります!

投稿者 junne : 16:43 | コメント (0)

2007年03月05日

"Scum" 20th Anniversary Edition

Napalm Deathのファーストアルバム『SCUM』が発売20周年を記念して豪華DVDつきエディションで再発

気になるDVDの内容は

バンドのオリジナル・メンバーであり、名付け親ともいわれるドラマー、ミック・ハリスが、本作制作当時を振り返る45分のドキュメンタリーや、「Kerrang!」誌の記者やEARACHEレーベル創始者へのインタビューを収録。

とのことで、かなりヤバそう。CDのほうはリマスターとかされるのかどうかはこの記事からはわからないけど、どうなんでしょうね?

最近一部では"SCUM"以前のポリティカル・クラスト時代のナパームが注目されてたり、かと思えば現在のナパームも新譜&ラウドパークでの演奏がかなり評判もよく、かつベースのシェーン・エンバリー(オリジナルメンバーではないけど、唯一の黄金期からのメンバー)はVenomous Conceptなど課外活動でも活躍が目立つ、等々、いろんな点でナパームは注目かも。という気がちょっとしますな。

E Scum: 20th Anniversary EditionE Scum: 20th Anniversary Edition
Napalm Death


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投稿者 junne : 12:34 | コメント (0)