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2007年09月30日

Battles

■at 恵比寿Liquid Room 9/28

■フジロックの時に、Tシャツは買っておきながらライブは「単独で見りゃいいや」と思ってスルーしたBattles(そのときは裏のFrictionを見てました)。あとで「すごかった」「ヤバかった」「今年のベストアクト」と絶賛の嵐だったので悔しい思いをしたわけだが(いや、でもFrictionも良かったんだぜ?)、単独のチケットがまたなかなか取れず(先行予約等々、3連敗でしたよ)やきもきしつつも再追加公演のチケットがなんとか取れたので行ってきたわけです。

■なんと22時オープンの22時45分スタート。20時くらいの回を一回やってからのダブルヘッダー公演。ちょい押しで実際のスタートは23時ちょうどくらいだったかな。噂には聞いてたがステージの配置もちょっと変わった感じ。下手前列にギター&エレクトロニクスの兄ちゃん(以後、「前髪」と呼ぶ)、同じく下手前列にクラッシュシンバルが異常に高い位置にあるドラムセット(以下「ドラム」と呼ぶ)、中央後方にベース&ギターの短髪(以下「短髪」)、で、上手にギター&エレクトロニクス&ボーカルのカーリーヘア(以下「カーリー」)。

■まずは短髪が出てきてベースを手に取り、ディレイを使ってループを作る。そこから他のメンバーが加わって演奏がスタート。各自が自分の楽器でループを作り、かつピッチシフターをかましたりしながらアンサンブルを構築していく、というのが基本的なスタイル。生楽器でその場でループを作っていくというのはイトケンさんなんかもやってるしそれ自体はそんな珍しいことじゃないけど、それがこれだけ緻密なアンサンブルになってて、しかもダンスミュージックにもなってて、ロックなダイナミズムもあって、ということになるとちょっと例のない音楽なんじゃなかろうか。新しいことをやっててちゃんとオーディエンスが盛り上がるっていうのはいいよねえ。

■メンバーもMCで言ってたけど、1stステージよりも2ndステージのほうがずっと良かったという話も。いやあ、終電心配しながらも行ってよかったですわ(ちなみに終電はちゃんと間に合った。こういうとき中央線でよかったと思う)。

■余談。友達がmixiでちらっと「バトルズも元は大甲子園だったんだよ!(おおまかに言うと)」なんて書いてたのだけど、実際にみたらなんとなく言わんとすることはわかる気がしました。が、会場で会った友人にそう言ったら全否定された。「まずドラムが違う!」って、いやそりゃそうだけどさ……。

投稿者 junne : 16:15 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月27日

菊地成孔「ユニヴァース」終了に際しての「大人の事情」

■なんかレコ協がどうのネットが悪いだの、という断片的な話だけが伝わってきて(いや、オンエオを聞いてないせいなのですが)、実際のところがどうなのかよくわからなかったわけだけれども、そっくりもぐらさんの整理で腑に落ちた。

・ラジオプログラムをインターネットで配信する場合、全く同一のプログラムであったとしても、電波に乗せる場合とは大きく異なる権利処理が必要とされる。(現行法においては、所謂インターネットラジオは「放送」ではなく「通信」と見なされている。)

・「日本レコード協会」と「日本芸能実演家団体協議会(芸団協)」が、ネット配信における許諾業務を一括代行する業務を2006年10月より開始する。
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=NN002Y393%2011092006

■ということで、番組をネットに載せる際の、音楽の権利処理の問題ってことですね。これまで著作隣接権については統括して許諾を出せる団体が存在しなかったことがずっとネックになってたわけだけど、昨年よりレコ協と芸団協が許諾を出せるようになった、と。で、それ自体はまあ一本前進なんだけど、結果としてレコ協に登録されてない音源についての許諾は出せないと。

■ただ少なくとも洋楽の場合、かつてMOKがやってたようにSound Exchangeに申請したりすればオッケーだったりするんじゃないの? あれって「アメリカ国内を対象にしたもののみ」ってことになったんだっけ?(なんかPandoraとかが日本で使えなくなる、なんていうのはそういう話だった気もするのだが)

■かつて菊地さんの番組で流された楽曲の8割強がレコ協外だった、ということですが、これってたぶん国内インディレーベルのものと洋楽と両方含まれてると思うのね。インディレーベルに関しては、まあ手間ではあるけど個別に頼めば意外とオッケーが出そうな気も。

■ぼくもよくわかってないのであれなのですが、とりあえずこのあたりの話って『CONTENT'S FUTURE』でも繰り返し問題になっていることなので、「ユニヴァース」リスナーの皆さんで、今回の件がピンとこない!というひとは読んでみるといいかと思いました。

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)
小寺 信良 津田 大介


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■んで、さらに言うならばネットと著作権法がらみでは現在もちょっと看過できない状況が進行中だったりもするので、ぼくもこれを期に(ってわけでもないのだが)もうちょっと勉強しないと、なんですよね。

投稿者 junne : 19:59 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月26日

Glenn Gould / The Complete Original Jacket Collection

■ひさびさに「やっちゃったなー」という買い物をしたよ!

■それは何かというと、グレン・グールドの全録音を網羅した80枚組みBOXセット!3万ちょっとなので、1枚400円くらいの計算。で、「安い!」とか言って思わずクリックしちゃったわけだ。

■箱自体は、以前に買ったビッグバンドBOX40枚組よりやや大きいかな、という程度。

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■箱を開けると……びっしり並んでます!なんか古本屋に並んだ古雑誌の背表紙を思わせる色合い。

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■すべてオリジナルジャケットというのが今回のBOXの売りのひとつ。こんな具合にすべてオリジナル版のジャケが再現されている(裏ジャケも)。

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■ということで、もちろん「いつ聴くのか」という大きな問題が待っているわけだが、まあ一生モンだと思ってゆっくり聴いていこうかと。

投稿者 junne : 23:41 | コメント (0) | トラックバック

ラフィンの野音2007

■Laughin' Nose at日比谷野外音楽堂 9/24(Mon)

d070926a.jpg

■一昨年、去年とラフィンの野音には足を運んでいるのだが、今年もしっかり参戦。野音ってスタートが早いもんで去年は油断して出遅れちゃったのだが、今年はちゃんと最初から観ることができた。

■一曲目は「Song for USA」。以下、今回は再結成前の曲だけをやるという特別ライブ。個人的には特に「ラフィン・ロール」「Broken Generation」「Scene Death」(!)という流れで死んだ。

■とはいえ、考えてみると再結成前、特にメジャー時代のラフィンにはぼくは全然思い入れはなくて、むしろ再結成後のファンだったりするので、「あー、今日はThirtyとかGo For Itとかやんないんだなあ」という寂しさも感じたり。

■サプライズだったのはアンコール。なんとチャーミー、マル、ワンタン、ベレーという編成で登場。さらに2回目のアンコールでは「Paradise」でナオキが登場。最後は全員ステージに上がって「Get the Glory」。客席には旗振ってるやつもいたりして、お祭りとしてはバッチリだったのではないかと。来年もあれば行くと思います。が、その前に「今のラフィン」のライブにもまた行かなきゃね。

投稿者 junne : 23:26 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月25日

【おわび】大甲子園10/13GIGキャンセルのおしらせ

■10/13に四谷Outbreak!さんで予定されていた大甲子園GIGですが、ドラマーの負傷により急遽キャンセルさせていただくことになりました。ほんと申し訳ないです。その代わり、というわけでもないけど、11月に一本やることになりそうです。こちらはまた詳細が決まり次第お知らせいたします。

投稿者 junne : 12:20 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月22日

Zappa Plays Zappa来日!

zpz.jpg

■昨年ヴェガスで見て大変素晴らしかったZappa Plays Zappa(ザッパ家長男が父親の曲を演奏する)がついに来日決定
これは見たほうがいいよー。去年見たときにドウィージルは「四月に行くよー」とか言ってた(ぼくの英語力が確かであれば、だが)けど、ようやく本当に来てくれるってことで。

■以下、公演日程

□1.21 (mon) ZEPP OSAKA
OPEN 18:00 START 19:00
8,500YEN (adv.drink fee charged@door)
(全席指定)

□1.22 (tue) ZEPP TOKYO
OPEN 18:00 START 19:00
8,500YEN (adv.drink fee charged@door)
(全席指定)

□1.23 (wed) YOKOHAMA BLITZ
OPEN 18:00 START 19:00
8,500YEN (adv.drink fee charged@door)
(全席指定)

■ゲストとしてスティーヴ・ヴァイ、およびレイ・ホワイトが参加する。残念ながらテリー・ボジオの出演はないみたいだけど、レイ・ホワイトも往年のザッパ・バンドでリズム・ギタリストとして、またヴォーカリストとして活躍したひとなので非常に楽しみ。

■今気づいたけど公式サイトには映像もいろいろ載ってるのね。

ユー・アー・ホワット・ユー・イズユー・アー・ホワット・ユー・イズ
フランク・ザッパ


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ティンゼル・タウン・リベリオンティンゼル・タウン・リベリオン
フランク・ザッパ


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ザッパ・イン・ニューヨークザッパ・イン・ニューヨーク
フランク・ザッパ


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投稿者 junne : 19:45 | コメント (0) | トラックバック

official bootleg

■9/20(Thu) at 下北沢Shelter

■bloodthirsty butchers企画のライブがシェルターで。対バンにタテタカコ、ECD+イリシット・ツボイという異色な、でもなかなかいい組み合わせ。

■最初に出演したタテタカコはピアノの弾き語り。すごく丁寧に演奏しよく通る綺麗な声で歌う。変わったことはしてないのだけど、意外と似たような音楽性のひとっていないかも、という気のするひとだった。テンパった感じのMCもいい感じ。

■続けて登場したのはECD+イリシット・ツボイ。客の反応は微妙だったけど(客層違うのかねえ)、相変わらず大変かっこいい。もうすぐ完成の新譜からの曲はシンセの音がビキビキ入ったアッパーなチューンで、アルバムも楽しみになる出来であります。

■最後は本日の企画者であるブッチャーズ。途中、ECDが登場し、ブッチャーズの曲をバックに一曲ラップしたのだけど、これがすげえかっこよかった。

また聞きたいなあ。吉村はギターを途中ストラトやテレキャスに持ち替えたりも。考えてみたら新譜まだ聞いてないので、聞かなきゃなあと思わされる演奏でありましたよ。ということで大変満足度・充実度の高いライブだった。

投稿者 junne : 16:05 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月20日

自主制作2デイズ

■ということで土曜の「TOKYO BOOK FAIR」と火曜の「Uplink Market」、両方ともほんとに行ってきましたよ。

Tokyo Book Fair 9/16(Sun) at Poetry in Kitchen

■Tokyo Book Fairの会場は飯田橋の「Poetry in Kitchen」。普通に古びたビルのワンフロアに複数の店舗が出店。Zineとか以外にもTシャツ販売や「Tシャツくん」を使ってトートバッグにプリントをするワークショップみたいなのや、カンパ制によるドリンク&フードもあり。主張はありつつ会場の雰囲気はユルくていい感じ。とりあえずLilmag店主のところで「NOIZ NOIZ NOIZ紙版」と「P.R.O.M.Mag」を納品し、大量に取り置きしてたブツを受け取る。ついでにその場で勧められてCDも。

■買ったものリスト

Zine & Paper
-Punk Planet #1, #55, #67, #69, #71, #75, #76, #79, #80
-サウンド・オヴ・ミュージック 10周年記念号

CD-R
-君嶋ルル / SLEEP TEA for your sleepless nights

■一旦退出し、少し時間をつぶしてから会場に戻って映画『素人の乱』を観る。急にお客さんが増えててびっくりした。映画は「半PSEデモ」から杉並区議会選挙までを密着したもの。騒ぐこと、楽しいこと、笑えることを大事にしつつ意外としっかりまとめるところはビシっとまとめてるんだなあというのが印象に残った。松本哉に注目が集まりがちな素人の乱ですが、なかなかに多士済々なんじゃないかと。「昔のたけし軍団みたいだね」という説もあったが、これはなかなか言い得て妙な気がする。井出らっきょみたいな奴もいたし(笑)。

■2デイズでの上映のほか、大阪やドイツなど順次上映会をやっていきたいということなので、興味あるひとは企画したりするといいんじゃないかと。

Uplink Market 9/18(Tue) at Uplink Factory

■こちらも多くの出店者がブースを出しているわけだけれど、こちらの場合は出店者がその場にいるわけではない。購入する場合は全部アップリンクのレジで取りまとめて支払い、という感じ。出店者がいないのはちょっとさびしいなあ。その代わり、アイテム数は非常に多い。レアなものの結構あったので、日曜に引き続きガツンと購入した(苦笑)

■以下買ったもの

Zine
-ばるぼら / BETWEEN Encyclopedia of Japanese Internet Culture 2007 教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書を読む
-ばるぼら / Soellbound
-虹釜太郎少女詩集 旧少女機械
-虹釜太郎の言葉、食、そして、音。

CD-R
-虹釜太郎 / 惑星パリペキンのサンバメレンゲタンゴシット!

LP
-Boris with Merzbow / Walrus/Groon

Boris with Merzbowは結構な限定盤で全然手に入らなかったおぼえがあるのだが、意外と本人の手元にはあったりするもんなのね(笑)。他にも懐かしいジャケのメルツバウCDが多数。

■イベントとしては「座談会/自主出版と流通について」と題してLilmag店主、Ontonson店主、Nu発行人、そしてばるぼらさんという順番で壇上に上がり、吉田アミさんと対談するというもの。とりあえずミニコミ作ろう、大甲子園とFilthも録音してCDも作ろう、あと自分の作ったものくらいは自分のとこでも売ったほうがいいんじゃねえかな、というような刺激となる内容でありましたよ。

投稿者 junne : 00:16 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月19日

ダブルヘッダー終了、ありがとうございました

■ということで先週土曜はDJのダブルヘッダーだったわけですが、何とかつつがなく終了いたしました。

■Earthdomのほうは好きなバンドばっかだったので楽しみにしてたんだけど、God's Gutsを見そびれちゃったのが残念。Earthdomの場合はフロアとは別室のバースペースでDJをやる形になってるのですが、やっぱバースペースにお客さんがいるときはなるべくレコードかけっぱじゃなくてちゃんとDJするようにしてるのです。ともあれ、あんまアゲようとか考えずにゆるい感じでなるべくストレンジな音楽をかける、という方針でやってみたら自分的にはすげえ楽しかった。来月も2本ほどやるのでよかったら覗きに来てみてください。

■そしてEarthdomでさんざん酔っ払ってから四谷へ移動。会場入りするとすでにテイヘンのライブが始まってました。アー写を見た感じもっと色物っぽいバンドかと思ったんだけど、結構ドロドロした情念系ヘヴィ・グランジという感じ。コートニーっぽいルックスの女性ボーカルのキレた感じがなかなかかっこよかった。自分のDJは↓のようなセットリスト。珍しくクラブ対応な感じ(一曲目除く)でやってみて自分的にはかなり良かった気がするのですがいかがなもんでしょうか。

1. 残酷な天使のテーゼ
2. Fly Me To The Moon
3. Outkast / Take Off Your Cool
4. Roni Size/Reprasent / Who Told You_Roni Size + Die Quicksand Remix
5. Jah Mason / Neva Loose Faith
6. M.I.A. / Boyz
7. Lady Sovereign / Public Warning
8. Rebel Familia / Hard Knock
9. Asian Dub Foundation / Naxalite
10. Nine Inch Nails / Survivalizm
11. The Mad Capsule Market's / Chaos Step
12. The Damned / New Rose
13. The Sex Pistols / Anarchy in the UK
14. Laughin' Nose / Get the Glory

あと、カバンの中に大甲子園のライブで使ったアイライナーが入ってたのでメイクして臨んでみたんですが、主に「意味がわからない」という反応でした。まあ自分でも意味わかんないのでしかたないですね。

投稿者 junne : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月18日

大甲子園ミーティング

■日曜は大甲子園のミーティングと称した呑み会をあべ++宅で行った。YouTubeで練マザファッカの映像を堪能したり、殿方充というヤバいお笑い芸人の映像を見たりする合間に思い出したように打ち合わせを行う。主な議題は来月13日のライブについて。ドラマーがヌンチャクのライブでダイブして鎖骨を骨折して入院したため、その対策について考えた。

練習時間があまりないのでトラを立てるのはちょっと無理そう。ということで打ち込みで対応しようかと思うんだけどそれも不安ではあります。うーむ。

■殿方充の激ヤバな芸

投稿者 junne : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

【新刊】レッグス・マクニール&ジリアン・マッケイン『プリーズ・キル・ミー』予約開始

■ということで、先日ちらっとお伝えした新刊ですが、アマゾンにて予約が始まっております。どしどし予約してね!自慢じゃないけど超面白いので!

プリーズ・キル・ミープリーズ・キル・ミー
レッグス・マクニール/ジリアン・マッケイン 島田陽子


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投稿者 junne : 17:20 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月15日

円城塔『Self-Reference Engine』

■各方面で話題の大型新人デビュー長編。なるほどこれはすごい。「イベント」以降、時間の進み方がバラバラになってしまった世界を舞台にした短いエピソードの集積。「四次元」というのは我々三次元の存在には視覚的に想像することができないわけで、この本で実際に起こっている事態というのもうまく想像するのが大変難しい。

■が、時に衒学的に、時に思索的に、時にバカバカしくデタラメに、時に笑えて時に泣けるエピソードの数々は、理系出身者ならではのハードなSF的想像力も含めてなかなかに新人離れした筆力だと思う。こういうのが出てくるから小説は目が離せないってもんだ。

■最近、日本の音楽ってのは世界的に見てもかなり個性豊かで面白いのではなかろうかなんて思ってる(し、そう言ってるひとは少なくともぼくの周りには少なくない)のだけど、小説も案外そうかもしれない。もっと小説読まなきゃなあ。

Self-Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)Self-Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
円城 塔


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投稿者 junne : 13:44 | コメント (0) | トラックバック

AIN'T IT FUN Vol.12

ダブルヘッダーDJ深夜の部は奇数月恒例のこれ↓であります。

AIN'T IT FUN Vol.12
■2007/9/15(Sat.)23:30-28:30
四谷OUTBREAK!
■料金:\2,000(w/1drink)(半券持参で再入場可能)
■regularDJ:とみぃ, 津田大介, junne, あまなつ, showhey
■guestDJ: サソリベイダー
■VJ:キキ
■LIVE:_ _ _ _*(テイヘン)


_ _ _ _*(テイヘン)ってあれですよね、この映像の↓チョンマゲのひとですよね。

そしてそのチョンマゲに呼び込まれた側なのがOutbreak!の副店長、。彼によるオリジナルカクテル「Boone Special」をガンガン呑んで酔っ払おうと思います。よろしくね!

投稿者 junne : 01:00 | コメント (0) | トラックバック

□EARTHDOM PRESENTS "OTHER MUSIC #20"

ダブルヘッダーでDJをやらせていただきます。
まずは夕方の部。

□EARTHDOM PRESENTS "OTHER MUSIC #20"
新大久保Earthdom
■9/15(Sat) OPEN 18:30 / START 19:00
■料金:前売 1800円 / 当日 2000円(別途ドリンク代 500円)
■出演
 THE BITE
 GOD'S GUTS
 PANIC SMILE
 MUSIC FROM THE MARS
 DJ:junne

好きなバンドばっかなので超楽しみ!
珍しく事前に選曲をしっかりやって臨もうかと思っています。なんかThe Biteを意識して渋めの選曲になりそう。まああれだ、名物ドリンク「不滅の男」をガンガン呑む予定ですよ!

投稿者 junne : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月14日

今週末~来週の出没予定(Tokyo Bookfair&UPLINK MARKET)

zineとかそういうのに目がないので、今週末&来週はこんなの↓に顔を出す予定ですよ。

まずは今週末。

bookfair.jpg

Tokyo Book Fair #2

国とか主人はいらないけど本は必要。
絶対にね!

2007年9月15日(土)~17日(月・祝)
1:00pm~10:00pm頃まで

@ poetry in the kitchen
東京都文京区水道1-2-6 タトルビル2F
TEL:03-3812-6434
FAX:03-5684-0139
Email: poetryinthekitchen(at)y5.dion.ne.jp

普段書店では流通していない、スタイルよりもスピリッツがある骨太なDIYの本や雑誌を応援するフェアです。
第1回目のスローガン「帝国よりも大きくゆるやかに」も忘れずに、読んだり、食べたり、作ったり。
楽しくおしゃべりしながら、興味あることに手を動かしてみて!
フェアが終わる頃には、一人一人の心の中に新しい何かが生まれることを願っています。

開催場所は、飯田橋にあるpoetry in the kitchen。
入場料はフリーですが、食事やドリンク、機材の使用時にはカンパをお願いします。
普段書店では買えない内外のDIYの本や雑誌などを買う事もできます。
*食事の出店は、抵抗食の会(仮)に依頼中。

今年もへなちょこモードで、エンジン全開!
3日間連続で開催します。
ぜひ遊びに来て下さい。
Tokyo Book Fair

Poetry in the Kitchenにも行ってみたいと思ってたのでちょうどいいなと。
土曜にLilmag店主さんの出るシンポジウムがあったりもしますが、たぶんぼくは土曜に顔を出します。映画『素人の乱』上映会もあるしね。

そして来週はUplink。

UPLINK MARKET

まるでとれたての野菜を農家から直接仕入れる様に、UPLINK FACTORYが注目する人々より直接商品を受け取り、販売するという、ディストリビューターを介さないショップの新しいかたち。4日間の期間限定オープンですが、仕入れ/補充は毎日行う予定です。また、同期間中にはショップに作品や商品を提供してくれている人々と関連したイベントを、連日連夜開催。渋谷 PARCOでUPLINK MARKETを展開した時に好評だったMERZBOW専門店『メルツ場』(当時の様子)も復活します。

開催期間:9/18(火)~9/21(金)12:00~19:00
★19:30以降はイベントのため、入場時にチャージが発生します。ご了承下さい。

【参加者/原産者】(五十音順)

ATAK
EXTrecordings
大谷能生
ontonson
煙巻ヨーコ「へっ・・・?」(ヘックション)
Commune Disc
cubic music
nu
ばるぼら
the pitchshifters&diskUNION
hibari music
MERZBOW
吉田アミ
他、他、他!(まだまだ交渉中)

【イベント】(連日open 19:30/start 20:00)

こちらは18日のイベントに顔を出そうかと。

投稿者 junne : 23:19 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月13日

大甲子園最新ライブ映像!!!!

■先日渋谷TaU Kitchenで行われた大甲子園のライブ映像がYouTubeに2曲アップされています!

「モデル」

「ヨーロッパの退廃美」

「Magic Tape」

以下、元ネタディスクガイドw

Songs About FuckingSongs About Fucking
Big Black


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The Man-MachineThe Man-Machine
Kraftwerk


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ツイン・ベストツイン・ベスト
ヒカシュー


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Isn't AnythingIsn't Anything
My Bloody Valentine


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少年ナイフ/プリティ・リトル・バカ・ガイ少年ナイフ/プリティ・リトル・バカ・ガイ
少年ナイフ


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投稿者 junne : 00:32 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月11日

千駄ヶ谷CHACO あめみや

■日曜はMixiで参加しているコミュのオフ会で、千駄ヶ谷のCHACOあめみやへ。会社の近くということで今回はぼくが幹事。

■基本的にステーキ屋なのだが、何がいいってキロ単位で頼めるブロックステーキ。今回は6人で3kg注文。2切れに別れて(1.5kgずつ)やってきた(写真が暗くなっちゃったなあー)。

d070911d.JPG

■このマンガに出てくるようなカタマリを鉄板の上で切り分けてもらい、各自自分の鉄板(これも熱い)に取って食べる、というパターン。お店のお薦めの食べ方はバター醤油だが、同行者が自分の鉄板上で赤ワインをかけて熱するという技をやっていてこれも悪くない。

■男子3人だけでさらに1kg追加、都合800g強くらい食べたことになるのかな?割と楽勝です。一同テカテカした顔で満足して解散。

投稿者 junne : 22:47 | コメント (2) | トラックバック

大甲子園二週連続ライブ終了、ありがとうございました!

■まず9/2(日)の"Future Punxk"のほうですが、我々も対バンの皆さんも何故か機材トラブルが続出。それもあって自分的にはちょっとしょっぱい演奏だったかなあ、という若干の不完全燃焼気分。とはいえエコダムドさんはさすがにかっこよかったなあ。OFFSEASONはヒコさん欠席&伊東さんのオプトロンが途中で出なくなる、というかなりの逆境。悪くはなかったけど、またちゃんとした形で改めて見たい&見てほしいところです。

■続いて9/8(土)の征露丸X企画。こちらは大甲子園メンバーなぜか全員衣装に気合が入りまくり(笑)。

d070911a.JPG

そのせいもあってか?、演奏上致命的なミスはしつつも満足度は不思議と高かった気がします。そして対バンがみんな面白い!企画者の征露丸Xは基本的に人生のコピーバンドなのだが、MCかでも細かいネタを仕込んであって飽きさせない(ていうかそもそも曲がキラーチューン連発で飽きようがないんだけど)。

d070911b.JPG

んでもって不謹慎パンク?のカツオヘッドがまた最高でねえ。思わずCD-Rを購入してしまいましたよ。

d070911c.JPG

■ということで次回の大甲子園GIGは10/13の四ツ谷Outbreak!です。よろしくね!

投稿者 junne : 22:39 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月08日

征露丸X企画 vol.01「あの娘僕が顔を白く塗ったらどんな顔するだろう」

□征露丸X企画 vol.01「あの娘僕が顔を白く塗ったらどんな顔するだろう」
■9月8日(土) OPEN/START 17:30/18:00
渋谷TaU KITCHEN
■料金: \2000(ドリンク別)
■出演
 征露丸X
 カツオヘッド
 大甲子園
 メンズドリーム
 and more...?

征露丸Xさんはナゴムカバーバンドということで、人生や筋少のカバーをするそうです。
大甲子園も負けずに一曲目で「サンフランシスコ」をやることになったので現在ギターの猛練習中です。

嘘です。

スタート時間が早いですが、出番はしょっぱなですので皆様お早めにね!
ということでどうぞよろしくですー

投稿者 junne : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月07日

新刊カバー色校出ました

ここのところずっと今月末発売の新刊『プリーズ・キル・ミー』の作業に追われておりました。

blog070907a.JPG

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドからMC5、ストゥージズを経てニューヨーク・ドールズ、パティ・スミス、テレヴィジョン、リチャード・ヘル、ラモーンズといったニューヨーク・パンクへ、という流れを当事者の証言だけで浮かび上がらせた、セックス・ドラッグ&ロックンロールな一冊です。

アーティスト本人以外にもマネージャーやグルーピー、ローディ、ライブハウスのスタッフ、ライターなどさまざまなひとびとの膨大な発言が集積されており、意外なひとが意外なところで関わってたり、というような面白さもあると思います。ウォーホル関係者ってのはかなり後の時代までニューヨークでは影響力を持ってたんだなあ、とか。

来週頭の入稿に向けて現在追い込み作業中。詳細はまた追って。もうしばしお待ちください。

写真は今日あがってきたカバーの色校です。再結成ドールズのジャケをイメージしてピンクにしてもらいました。かっこいい!

投稿者 junne : 12:07 | コメント (0) | トラックバック

EARTHDOM PRESENTS "OTHER MUSIC #19"

□"EARTHDOM PRESENTS "OTHER MUSIC #19
■9/7(金) OPEN 18:30 START 19:00
■新大久保Earthdom
http://www1.odn.ne.jp/shinjuku-dom/index.html/menu.html
■前売 1700円 / 当日 2000円(別途ドリンク代 500円)
■出演
 長谷川 剛
 SALADA BAR
 マニアオルガン
 ビデカズ 2
 Sleeping beauty
 DJ:junne

知り合いとか昔から見てるバンドとかが多数出演する、なんか「昔の20000V」みたいな企画でDJをやらせていただきます。すげえ呑んじゃいそうな予感が今からひしひしと……。

投稿者 junne : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月02日

Supergroupies

■グラム・メタルの新星。タワレコの500円ワゴンでジャケの酷さにつられて思わず購入したのだけれど、これがもう期待通り。スエーデンの若手バンド(2001年結成だそうだ)でまあジャケから想像できるとおりのキャッチーでケバいロックンロールが詰まっている(バラードはタルいけど、まあB級LAメタルっぽいと思えばこれはこれでよし)。2005年には来日もしてるということで、インタビュー記事も発見。

d070902a.jpg

■アマゾンではみんなポイズンをひきあいに出してて、まあ確かにって感じではあるのだけど、それよりももうちょっとグラム色が強いというか、Hardcore Superstarの"No Regrets"とか、古くはStar★Star(誰も知らないすねw)なんかを思い出す。あとプリティボーイ・フロイドとか。PBFは思い出すけどモトリークルーっぽい感じはあまりしない、というあたりでB級さ加減を読み取っていただければなんとなく想像はつくのではないかと。

■ということで、ものすごい大傑作とか脅威の大型新人とかそういうのでは全然ないけど、こういうバンドの伝統が途切れないのは嬉しいことなので取り上げてみましたよ。

SupergroupiesSupergroupies
Supergroupies


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投稿者 junne : 01:59 | コメント (0) | トラックバック

明けて本日、大甲子園GIGです

はい、くどいようですが明日というか明けて本日、大甲子園のライブであります。今日、Earthdomでヒコさん(October Revolution)見てきたんだけど、やっぱすごすぎますわあのひと。

□"Future Punx" #2
■9/2(日)
新宿Club ACID
■料金:2000円(1ドリンク付)
■出演:
  大甲子園
 エコダムド
 OFFSEASON(伊東篤宏+HIKO+黒パイプスターダスト)featuring 野本直輝

DJ: 急行

投稿者 junne : 01:30 | コメント (0) | トラックバック

小寺信良・津田大介『CONTENT'S FUTURE』

■出てすぐ買ったのだけど、ようやく読んだ。いや、すげえ面白いっすよ、これ!

■IT系ライターの両氏が、コンテンツビジネスの最前線にいる人々と鼎談。「放送と通信の融合」を視野に入れたテレビ・ラジオ業界の展望。音楽業界を筆頭に、権利者たちの様々な思惑が交錯し行き詰まりつつある著作権制度などなど、興味深いテーマの数々。

■椎名和夫氏の章での、現在の音楽業界は老舗のガンコな蕎麦屋のようなもので、今は柔軟な二代目の登場が待たれる、なんていう発言を筆頭に、数々の提言をブチあげている津田さんの「生意気な青年」キャラっぷりがおもろいなー。トークなだけに、今まで読んだ著書とくらべて普段喋ってるときの印象に近い気がします。「Life」リスナーの津田ファンは必読ではないかと。小寺さんは年長者なせいかどちらかというと津田さんに対しては突っ込みにまわるほうが多いようだが、それでもビシっと主張するところはする。映像業界で実際に制作の現場にいたひとだけに、主張にもリアリティが感じられる。

■で、個人的な興味の対象となるのはやはり書籍の未来。鼎談の相手は松岡正剛。千夜千冊を読んでると、主に政治的なスタンスの部分でちょっと微妙だなーと思うこともあるひとなのだけれど、そうは言っても「書籍」という形態についてポジティブな発言が読めるのは嬉しい。なんだかんだでテレビなんかより未来は明るいんじゃないかとすら思える。雑誌は厳しいかもしれないけど、やっぱ本というメディアは実際完成度高いと思う(まあぼくの場合は思い入れも多分にあるのであれだけど)。
 電子書籍がいまいち伸びない理由について、書籍はそれ自体がすでに充分にモバイルだ、という指摘はなるほどと思ったし、あと紙に変わる、安くて魅力的な新素材が待たれるという話なんかは結構膝を打つものがあった。そうなの、最近よく話すのだけど、著者に払う印税より印刷所に払う費用のほうが高いのとか、どうかと思うよなあ。アナログレコードからCDになって材料費が大幅に下がったというような技術革新が書籍にも起ることをせつに望みます。その際には、CDみたいに原価は下がってるのに定価は下がらず印税も上がらない、なんてことがないことも望みます。

■この本自体がクリエイティブ・コモンズ・ライセンスでのリリースであり、また鼎談の一部を映像配信したり著者たちによるネットラジオの配信が行われたりと、本から派生した「コンテンツの未来」的な試みが行われているのも興味深くかつ心強い。有言実行っていうのはなかなかできないやね。

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)
小寺 信良 津田 大介


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投稿者 junne : 00:52 | コメント (0) | トラックバック