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2006年01月29日
"SCUM NOISE PARTY"~BugⅡ
■"SCUM NOISE PARTY"
1/28(Sat) at高円寺20000V
出演:
KIRIHITO, FUCK ON THE BEACH, FREAKS, SLIGHT SLAPPERS, RISE FROM THE DEAD, 屍, NO THINK
2万店長早川さん(Kirihito)が今月一杯で2万を退職する、ということで今回は2万店長としての最後のライブになる。他は基本的にハードコアのバンドばかりなので、これは主催のNo Thinkからのはからいなんだろう。
ということで最初がKirihitoだったのだけど、いやもうかっこいいのなんの。早川さんもかなり気合の入った演奏だった気がする。
んで、印象に残ったのがRFD。前回見たときに、モロOn-Uっぽい感じの重いダブだったんだけど、今回はもっとBPMの高い曲を導入して、ボディ形とかあとADFとかみたいな感じになってた。Earthcreamとかの頃を思わせるコラージュっぽい部分もあり。ギターにサンプルを乗せた曲なんかもあって、速い曲では客もモッシュっぽいノリになったり。いやこの路線、続けるとすごいことになりそうな気がします。音源が楽しみ。12インチとかガンガン切ってほしい。
んでもってまあ全バンドかっこよくて(No Think久々に観たけど、すげえかっこよかったなあー!)、大満足なうちに終了したのは11時半くらい。長えよ!
ちなみにハヤカワさんの新しい店はこちら→新大久保Earthdom(旧新宿DOMですね)
■”BugⅡ"
1/28 (渋谷O-Nest)
で、そのまま渋谷に移動して小野島大さん主催のニューウェーヴ形DJイベントへ。ほんとは2万で疲れたし帰ろうかなーと思ってたんだけど、ちょうどこんな本を読んでたとこだったので「ニューウェーヴディスコとか行きてえ!」という機運が盛り上がり思わずハシゴ。
いやあ、楽しかったですわ!ゲストの中原昌也の意外と(笑)嫌がらせ度の低い(まあGGアリンとかかけてたわけだが)、というか寧ろ積極的にかっこいい選曲。あと飛び入りゲストのムーグ山本のコスり漫談とか。レギュラー勢も「そうそう、こういうのが聞きたくて来たんです!」という感じで大変楽しい。来て良かったわぁ。
NO WAVE―ジェームス・チャンスとポストNYパンク Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2006年01月24日
駅弁大会最終日
京王駅弁大会は今日が最終日。ということで病院帰りに寄ってきましたよ。
本日は長崎の鯨カツ弁当。うううううまい!衣がサクサクだし、鯨の肉ってこんな旨いと思わなかった。カツも旨いけど、横についてるそぼろ状のものも旨い。
腹が減ってたので中身の写真を撮る前に食い始めてしまいました。ということで食いかけの写真。
そして2度目のサイクロン。金属製のれんげがついてくるのが嬉しい。ちゃんと持って帰ってきたよ。
いやあ駅弁って楽しいなあ。今度は現地で食ってみたいと思いました。
2006年01月21日
The White Stripes / Get Behind Me Satan
同僚から借りた最新作。前2作("White Blood Cells""Elephant")は結構好きだし、一昨年のフジで見たライブは素晴らしかったので楽しみにしていた一枚(なのに買ってなかった……)。
一聴してわかる特徴は、ギター以外の楽器(ピアノとか)が大幅に導入されてること。これで結構印象が変わったけど、それでも聞いた瞬間にストライプスと分かるような筋は通っている。同僚はこれを貸してくれる時に「プリンスみたい」と言ってて、そのときは「はぁ?」と思ったんだけど実際聞くとそれもまあ納得かも。
いや、このアルバムなかなかたいしたもんです。結構’00年代を代表するバンドって彼らだったりするのかもしれないな。90年代のニルヴァーナみたいな爆発的な衝撃力はないけど、’00年代組のなかで一番大物の風格がある気がする。
で、最近思ったのだけど、ぼくが好きなのは、「一本筋を通しながら変化しつづけるひと」なのかも。たとえば日本のバンドでいうとMelt-Banana、Slight Slappers、キリヒトなど。まあそのおおもとはDavid Bowieで、一般的に 「変わり続けるのが身上」と思われてるし自身もそういうふうにイメージづけようとしてきたわけだが、ベスト盤(そのベスト盤のタイトルがまた"CHANGESBOWIE"とかだったりするんだけどね!)とか聞くと凄く一貫性があるのがわかると思う。
そういえば前に友達から「普通はスタートの勢いとか終わり際のデカダンスとかに興味がいくもんなんだけど、お前は継続していくものに興味がある」といわれたことがある。小説でいうと短編より長編が好きなタイプ(<それは確かにその通り)。
「ハードコア一筋○十年」とかそういうひとは今後も応援していきたいと思います。
Get Behind Me Satan The White Stripes Amazonで詳しく見る by G-Tools |
PROM #19終了しました!
はい、寒い中来てくれたみなさんありがとうございましたー!
おかげさまでPROM#19も無事終了し、PROMは4年目に突入いたしました。
set1
1. Ozzy Osbourne / Woman
2. Motley Crue / Same Ol' Situation (S.O.S.)
3. L.A.Guns / Sex Action
4. Buckcherry / Next 2 You
5. Guns n' Roses / Think About You
最初のセットは昼間、頭の中でずーっとモトリーが流れていたのでこんな感じに…。
set2
1. YMO / テクノポリス
2. 高橋幸宏 / Murdered by the Music
3. Cindy Lauper / ハイスクールはダンステリア
4. Blondie / Dreamin'
5. 少年ナイフ / Raindrops Keep Falling on My Head
6. Vanessa Paradis / Be My Baby
7. B-52's / Channel Z
8. The Knack / My Sharona
9. Billy Idol / Rebel Yell
10. The Willard / Misery
11. The Jam / That's Entertainment
12. Joan Jett & The Blackhearts / I Love Rock'n'Roll
13. Sister Paul / Rock'n'Roll All Nite
14. Birdland / Sleep With Me
15. bis / kandy pop
瀧ちゃんが怒涛の80'sだったのでそれを引き継ぐ形で。
set3.
1. Beastie Boys / Fight For Your Right
2. Public Enemy / Welcome to the Terror Dome
3. House of Pain / Jump Around
4. Madonna / Hung Up
5. Blur / Girls & Boys
6. Space Cowboy / Jump
7. Pixies / Debaser
8. LARD / Fork Boy
9. Iggy Pop / Lust For Life
10. Hi-Standard / My First Kiss
11. The Mods / London Night
12. Kenzi & Trips / Tokyo Cityは風だらけ
13.Laughin' Nose / Get The Glory
前半はヒップホップとかディスコとかを中心に(「たぐやんみたいな選曲だね」と言われた)、後半はいつものロックンロール連発で。
2006年01月20日
P.R.O.M. #19
1月20日(金)23時~
※今回のみ金曜日です。注意!
「P.R.O.M. Vol.19 」@三軒茶屋DJBAR Chrome
チャージ2000円 with 1drink
DJs:tag/junne/omo*8
2003年1月に本格スタートしたこのP.R.O.M.も、おかげさまで3周年!
4年目に突入しての一回目はフライデー・ナイト開催です。
仕事帰りに呑みに行く感覚でひとつどうでしょう。
スーツで仕事な方はトイレで着替えるというのもアリかと(クロームのトイレは広いよ!)
お正月気分をこの時期まで引っ張っておめでたい感じでお送りしますのでどうぞよろしく。
イベントのブログには過去のセットリストなんかも載ってるので興味のある方はどうぞ。
2006年01月19日
駅弁大会
■現在新宿の京王デパートで「第41回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」通称「駅弁大会」というのをやっている。ひとは「駅弁の甲子園」と呼ぶ。
ぼくの知り合いも結構行っていて、mixiにコミュができてかなり盛り上がってたりもして、友人知人の影響を受け易いぼくとしてはやはり行かなきゃだな、と。
Mixiに載ってた初心者向けのアドバイスに従い、まずはチラシをゲット。これでお目当ての弁当とその売り場をチェック。土日とか混んでるときに行くとマジで方向感覚がなくなります。ぼくはエレベーターやエスカレーターを見つけられなくなって途方に暮れた(まあ、何度も行ってるうちにすぐ頭に入るけどね)
■ということで、最初に行ったのは1/14.この日に買ったのは「日高つぶめし」(写真ナシ)。この日は流石に土曜なので激混み。つぶがいが乗ったもの。美味い。
■次に行った時に買ったのはアユタヤ駅「ガパオ ラート カーオ サイクロン」といかめし。意外と辛い。いかめしは小さくて安いので、何か弁当を買ったときにセットで買うといいです(と、Mixiのコミュにアドバイスが載ってた)。
■1/18は鯛めし。これはこの日が最終日だった。美味い!
■1/19はかごんま黒ぶた弁当。これも美味い。これまでMixiで「初心者はまずこれを食うといいよ」とオススメされてるのに忠実にやってきた感じ(レコメントに弱い性格)。
■平日は仕事を無理矢理早めに片付けて閉店間際に駆け込んだり、外で打ち合わせとかを設定して昼食時に行ったりとかいろいろとやりくりしながら通ってる感じ。19日から後半戦ということで一部店舗も入れ替わったりしてたりするので引き続き通わなきゃですな。24日まで、行けるだけ行くつもり。
とりあえず今後狙ってるのは、Mixiでその道の先輩から薦められたぶりかま弁当。あと牡蠣飯とかいちご弁当とかが気になる。
2006年01月16日
『ロリータ』読了
ようやく『ロリータ』を読み終えたわけだが、解説の若島せんせいのアドバイスに従って冒頭を読み返すと…おおおおー!そうだったのか!これはちょっとまた読み返さなきゃだなあ。
「新潮」掲載の「二重露光」も大変興味深い指摘が。
2006年01月15日
「ひぐらし」はじめました
金曜の夜は新年会。2次会のカラオケで例によってZiggyを4曲とか歌ってしまった・・・。同僚から「大久保さん、歌詞に『ロックンロール』とか出てくるの好きだよね」との指摘を受ける。
帰ってTMQ Radioを聞き、前からダウンロードだけしてあった『ひぐらしのなく頃に』の体験版に手をつけて、とりあえず5時くらいまでやってみたのだが、こ、これは・・・。
まだまだ続きをやりたかったのだけどとりあえず寝る。しかし2、3時間寝たところでひぐらしの夢を見てしまい、うなされて目が覚める。そのままあまり眠れず。
新宿の京王デパートで駅弁を買ってから出社。原稿整理とかして夕方からはトルコ料理の会。1次会で失礼して大泉学園のたぐ邸でRadio PROMの放送。放送を切ってからもダラダラを音楽をかけながらダベる。いやあ楽しいなあ。
8時くらいに帰って風呂を沸かす間に「ひぐらし」の続き。続きをやりたかったのだけどとりあえず寝る。
Filth練習。新曲もできていい感じ。カレー食って帰宅。
「ひぐらし」体験版をひとまず終了。いやあ・・・参ったな。
と、なんの説明もなく続けてしまったが、「ひぐらしになく頃に」というのは同人ゲームつうかサウンドノベル?といわれるもの。ゲームといってもプレイヤーができることというのは特になくて、ひたすらエンターキーを叩いて続きを読んでいくだけ。えーと、詳しくはたぐさんの説明を読んでみてください。
みんな言ってるように最初の3時間くらいはたしかにタルいしヌルいしキツいんだけど、4時間くらいやったところで世界が一変する。前半があるから余計に後半の怒涛の陰惨な展開が応えるんだろうな。
ということで早く続き(これとこれ)をやりたいのだけど、今は手元にないので今日のところはとりあえず寝る。
2006年01月14日
Radio PROM
毎月第二土曜にRadio.gsからお届けしているロックンロールラジオ放送、「Radio PROM」。今月は久々にレギュラーDJ3人揃ってお送りしますよ!
Radio PROM
1/14(土)24:00~
http://www.radio.gs/
http://219.101.172.104:8000/radiogs.mp3↑このURLをコピーして、Windows Media PlayerやiTunesで開けばOK。放送途中でよく途切れる場合はWinampを使ってURLを開いてみてください。Winampを使って聴くのが一番トラブルが少なく聴けるようです。
・Windows Media Playerの場合:ファイル→URLを開く
・Winampの場合:ファイル→URLの再生
・iTunesの場合:詳細設定→ストリームを開く
2005年にPROMでよくかかった曲や各DJの2005年私的ベストなどを振り返りつつ、リスナーとのチャットも交えて2006年のPROMの行方について語り合いたいと思います。
2006年01月12日
ウラジミール・ナボコフ『ロリータ』
元日に購入してからずっとこればっかり読んでいる。少なくとも小説は他には読んでいない(あ、プリーストは読んだのは去年の暮れなの)。
保坂和志が、小説を読む時にはその小説へのチューニングというのが必要で、一度ある小説にチューニングをあわせてしまうと他の小説を併読するのは大変だ、というようなことを言っていた(と、queequegさんが言っていた)。
で、ぼくは最近までそういうことはあんまりなかったんだけど、ここ一年くらいか、時おりそういう状態になることがある。あたりまえのことかもしれないけど、丁寧に読もうとするとどうしてもそうみたいで、ナボコフみたいにちょっとひっかりながらも惹きつけられてゆっくり読み進む、みたいな場合が多い。
こうなっちゃうと読書っていうのはもう楽しくてしょうがなくなってくるわけで、わずかな金額で何時間も何日も楽しめるんだからつくづく本ってのは安上がりな道楽だ(ってことは何度も書いてるけど、何度でも言いたい)。
その反面、そういう読み方をしてると読むスピードはどうしても遅くなるので積読本が溜まってしまいがちなんだけど、それはまあ仕方がない。今年は今までより丁寧に本を読むことを心がけたいな、と思う。ようやく小説の読み方が少しわかってきたのかもしれないから。
そうそう、あちこちで今月号の「新潮」の豪華執筆陣が話題になってて、実際ぼくも買ったわけだけど(例によって積んである)、みんなが言ってる「小島信夫・中原昌也・青木淳吾・福永信(アンド保坂和志の連載)」というところよりもぼくが楽しみなのは、若島正の「二重露出―『ロリータ』新訳の眩暈」というエッセイだったりするのです。
ロリータ ウラジーミル ナボコフ Vladimir Nabokov 若島 正 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2006年01月11日
クリストファー・プリースト『奇術師』
二人の奇術師の長年の争い、それぞれのイリュージョンの謎、そして複数の視点から語られる「信用できない語り手」の手法。しかもちょうどアラマタせんせいのブログにもこないだ登場したニコラ・テスラが絡んできたので「おお、タイムリー!」と個人的に盛り上がってみたり。
ハヤカワ文庫FTということでファンタジーに分類されてはいるが、SFでもありミステリでもある。ちょっと前に薦められて読んでみたのだけれど、これはアタリでしたな。ということで続けて『魔法』も読まなきゃですな。
〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 クリストファー・プリースト 古沢 嘉通 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2006年01月10日
音楽未来形―デジタル時代の音楽文化のゆくえ
なんか最近この手の本ばっか読んでる気が(笑)。
テクノロジーの進歩によって「音楽」というものがどう変わりつつあるのか。結構レコード産業の成立とか、更にそれ以前の十二音平均律による記譜法の成立とか、歴史に立ち返って、現在一般的に考えられている「音楽」」像があくまでも歴史的なものであり、21世紀を迎えて既にそれも古くなりつつあるということを明らかにしてゆく。
『誰が「音楽」を殺すのか』や『Jポップとは何か』がジャーナリストの仕事であり、『デジタル音楽の行方』がアジテーター(笑)の仕事だとするならば、これは学者の仕事ということができるだろう(著者が実際に学者である、ということとはまた別の話。学者であっても資質的にはジャーナリストだったりアジテーターだったりするひとというのは多いからね)。
ということで、そういった本と併読するといいと思います。
音楽未来形―デジタル時代の音楽文化のゆくえ 増田 聡 谷口 文和 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
併読のススメ
だれが「音楽」を殺すのか? 津田 大介 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Jポップとは何か―巨大化する音楽産業 烏賀陽 弘道 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
デジタル音楽の行方 David Kusek Gerd Leonhard yomoyomo Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2006年01月09日
メガネ買いました
ここのところちょっと目が悪くなってきた気がしてたので、渋谷のZoffというお店でメガネを購入。
実のところぼくはたいがいどんなメガネでも似合っちゃうのだけれど、ついつい笑いを取る方向にいきがちなのでそこは何とか抑えて(笑)、まあ比較的オーソドックスにしてみました。昔はメガネだったんだけど、4、5年前に白内障の手術を受けてから視力が回復したので、それ以来ずっと裸眼生活だったのね。で、今回メガネ作りのために検眼したら結構悪くなってたので驚いた。
一応写真を載せておきますが、メガネ萌え的にはどうなのか。その筋の判断を仰ぎたいところ。
2006年01月08日
David Bowie Night vol.4終了!
ということで、新宿Acidに場所を変えてのボウイ・ナイト第4回。今回はボウイの59歳(!)の誕生日ということでクラッカーを鳴らしたりして賑やかに終了しましたよ。
今回は初の試みとしてライブペインティングなんかもありました。
ペインティング中
完成図
ぼくの選曲はこんな感じ。
1st set
1. David Bowie / BAAL
2. David Bowie / Alabama Song
3. David Bowie & Pat Metheny / This is not America
4. David Bowie / Joe the Lion
2nd set
1. Seu Jorge / Five Years
2. David Bowie / Janine
3. David Bowie / Black Country Rock
4. David Bowie / Queen Bitch
5. Lou Reed / White Light/White Heat
6. Iggy & The Stooges / Search & Destroy
7. Slade / Coz I Love You
8. The Who / Anyway Anyhow Anywhere
9. T.Rex / Teen Riot Structure
10. David Bowie / Rebel Rebel
3rd set
1. David Bowie / Pablo Picasso
2. David Bowie / Pretty Things are Going to Hell
3. David Guetta & David Bowie / Just for One Day
4. David Bowie / Hallo Spaceboy
5. Date Course Pentagon Royal Garden / Fame
6. David Bowie / Be My Wife
7. David Bowie / DJ
8. Iggy Pop / Lust For Life
9. David Bowie / Star
10. David Bowie / Let's Spend the Night Together
11. David Bowie / Ashes to Ashes
また次回もよろしくですー。
David Bowie Night vol.4
David Bowieおよびその関連アーティストがガンガンかかるイベントをBowieの59回目のバースデイに開催します。ふるってご参加下さい!
日時:2006年1月8日(日) 18:00~22:30
場所:新宿ACID
料金:2,000円(1D)
DJ:junne(P.R.O.M.)/ ★コウキ★(Love Bar)/ ペロ
VJ:custard pudding
2006年01月07日
年間ベスト 書籍編
2005年に「通読」した本は115冊。まあこんなもんですかね。
その中で印象に残ったものを10冊。
保坂和志『小説の自由』
ECD『ECDIARY』
ECD『失点イン・ザ・パーク』
吾妻ひでお『失踪日記』
スティーヴ・エリクソン『アムニジアスコープ』
ばるぼら『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』
水村美苗『続・明暗』
水村美苗『本格小説』
鈴木いづみ『ハートに火をつけて!』
舞城王太郎『熊の場所』
新刊6冊と旧作4冊で計10冊、というか「10作」ですね(『本格小説』は2巻本なので)。
水村美苗はどれも面白かったなあ。『私小説 from left to right』も入れちゃいたいくらい。
で、振り返ってみると04年から05年前半は自分のなかでかなりのECDブームだったと思うのだけど、それは音楽の素晴らしさもさることながら文章なんかに表れる彼のいろんなことに対する姿勢に大きく共感したということが大きい。今日本で一番パンクなんじゃないかしらこの人。
で、ちょっと前に瀧ちゃんとチャットしてる時に言われたのだけれど、『失点イン・ザ・パーク』と『失踪日記』というのはどちらも「表現で食ってくのは大変だ」という共通点があって、「吾妻先生ともあろうひとが」「ECDともあろうひとが」、結構キツい生活を送ってる(それこそレコード会社から離れちゃうとバイト探すのも大変だ、みたいな)という現実を突きつけられるというか。水村美苗の『私小説』にもちょっとそういう部分があったかも。今年もますます世の中は世知辛くなりそうだけれども、そんな中でどこかに「自分達の場所」を作ろうとする小さな動きを丁寧に掬っていきたいな、と思う。それを教えてくれたのがぼくにとってはハードコアだったりするわけだけど。
小説の自由 保坂 和志 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ECDIARY ECD Amazonで詳しく見る by G-Tools |
失点・イン・ザ・パーク ECD Amazonで詳しく見る by G-Tools |
失踪日記 吾妻 ひでお Amazonで詳しく見る by G-Tools |
アムニジアスコープ スティーヴ エリクソン Steve Erickson 柴田 元幸 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書 ばるぼら Amazonで詳しく見る by G-Tools |
続 明暗 水村 美苗 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
本格小説 上 水村 美苗 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
本格小説 下 水村 美苗 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
鈴木いづみコレクション〈1〉 長編小説 ハートに火をつけて! だれが消す 鈴木 いづみ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
熊の場所 舞城 王太郎 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Bullet For My Valentine(渋谷クラブクアトロ)
ウェールズ出身のメタル界期待の星、Bullet For My Valentineの来日公演@渋谷クラブクアトロ。客入りもかなりよくて、これはAXとかでもいけたんじゃないの?という感じ。2005年の年間ベスト10にも入れたし、ぼくの中では去年の最優秀新人バンド扱いなので大変楽しみだったわけですが。
大入りなうえに前のほうは客層が結構若くて、一曲目が始まった瞬間かなり激しいモッシュが始まったので思わず後方に避難。情けないけど、最近はオーバーサーティなクラウドのモッシュピットにしかいたことがないので…。あと、ニュースクールハードコア系の腕振り回し野郎とかがいたり、外人の集団が「せーの」でスクラム組んで突っ込んできたりするので、ひ弱なぼくには厳しかったなあ。
つか、観てるとメタルの客とハードコアの客と両方来てるんだなーっていうのが客のノリからも窺えた。個人的には「ああー、実にメタルだなあ」と思ったけれども。基本がメタリカで、そこにメイデンやプリーストみたいなツインリードが乗って、で、ハードコアとかメロデスっぽいスパイスをふりかけましたという感じ。
しかしまあいいバンドだったわ。曲がよく書けてるし演奏はバッチリだし。明日行くひとは楽しみにしてていいのではないかと。
とはいえまだデビュー間もないのでレパートリーが少なく、1時間弱で終わっちゃったけどな。スタート前に「6時スタートで10分くらい押して、アンコール含めて7時半終了くらいかねえ」とか話してたら、オンタイムで始まって7時前には終わってやんの(笑)。MCも簡潔だしカバー曲で水増ししたりするでもなし。そこはまあ潔いというかむしろ勢いを感じたので個人的にはオッケーです。
あとこのバンドグッズがかっこいいの。ロゴをあしらったバックルとか売ってたので誰か買ってください(笑)。ぼくはリストバンドとキーリングとパーカを購入したですよ。
2006年01月04日
引き続き新年会
大泉学園のたぐ邸で急遽新年会。
床にコンロを置いて湯豆腐
紅白の娘。を見て改めて感慨にふけったり、大甲子園のライブ映像を見ていろいろ突っ込まれたりと楽しく過ごして10時過ぎにお開き。バスで帰ったのだけど、なんか酔っ払って中途半端なところで降りてしまい、30分くらい歩く羽目に…。
あ、それとたぐ家へ行くまえに久々に洋服を買った。モヘアのセーター(青黒ストライプのパンクっぽいやつ)と、胸にドクロマークの入ったジャケット。今年はロックファッションを強化する方向で。
iPod デビュー
本八幡からの帰り道に、新宿のヨドバシでiPod Shuffleを購入。これで充分なんじゃねえかな、という気がしたので。
iPod videoの60GBとどっちにしようかと迷った末の選択。一番高いやつと一番安いやつしか選択肢がないというオールオアナッシングぶりが我ながらロックっぽいと思った。仕事上ヴィデオキャスティングとかも視野に入れといたほうがいいかなあとは思ったんだけれども。
ということで、今までCreativeのエンコーダーでエンコードして適当なフォルダに突っ込んであったMP3(20GBくらいあるのかなあ)をiTunesに取り込んで大々的に整理してたら朝までかかってしまいました。
2006年01月03日
2005年間ベスト ライブ編
■2/11 The Dwarves(新宿Loft)
とにかく待ちに待った来日。今年一番嬉しかった来日かも。
■6/25 Zi:Lie:Ya (下北沢Club251)
長い!くどい!濃い!
■7/7 少年ナイフ (渋谷クラブクアトロ)
少年ナイフのライブはいつだって最高に幸せだ。
■7/30 Dinosaur Jr.(FRF)
初期の曲はほとんど知らないのだけど、とにかく演奏の格好よさにシビれまくった。
■9/10 "East West Fast Blast Festival"
INUMAGAI,D.I.E., SK8NIKS, HUMONGOUS, COMPLETED EXPOSITION, MILK COFFEE, GAMY, DIE YOU BASTARD!, FORTITUDE, SLIGHT SLAPPERS (高円寺20000V)
恒例のスラスラ企画速いバンド祭。Die You Bastard!、Fortitude、スラスラという流れに死にました。
■9/6 Fantomas w/Zu (渋谷クラブクアトロ)
前衛なんだけどしっかりエンターテインするところがいいですな。できればボジオで観たかったけど…
■9/17 "Thrash Domination '05"
Kreator、Laas Rockit、Destruction、Testament (クラブチッタ川崎)
とにかくクリエイターとデストラクションに尽きる!今年もこのイベントあるのかなあ。あったらぜったい行きたいと思います。
■9/23 "嗚呼、ハードコア人生"
Kirihito、Suspira、Volume Dealers (高円寺20000V)
これぞ20000V!というメンツ。10年前は毎月こういうのやってたんだよな…。
■10/31 toddle presents "world wide waddle"
toddle / music from the mars / GINZA LIGHTS / M.A.G.O.(下北沢CLUB Que)
toddleがとにかく圧倒的に格好いい。俺はこういうロックが好きなの!
■11/8 Mexi, Amazon Saliba、恒松正敏、ぞくぞくかぞく (三軒茶屋Heaven's Door)
初めて観るAmazon Salibaが鮮烈
■11/20 Motley Crue w/Buckcherry (さいたまスーパーアリーナ)
まさか自分がこんなにモトリーを愛していたとは…。ちょっと泣いちゃったぞ。
2005年年間ベスト
2005年に買ったCD・レコードは260枚。そのうち新譜が39枚。その中から10枚選びました。順位は適当。
1位:少年ナイフ / GENKI SHOCK!
2位:toddle/ I dedicate D chord
3位:BREAKfAST / 3rd&ARMY
4位:Hanoi Rocks / アナザー・ホスティル・テイクオーヴァー
5位:大友良英 produces さがゆき sings / see you in a dream~大友良英 produce さがゆき sings~
6位:The Darkness / One Way Ticket to Hell...And Back
7位:大友良英 / ギター・ソロ
8位:System of a Down / Mezmerize
9位:System of a Down / Hypnotize
10位:Bullet for My Valentine / ザ・ポイズン
1~4位は割りとすんなり決まりました。去年特に聞き込んだ4枚、ということで。
■1位 少年ナイフ / Genki Shock
GENKI SHOCK! 少年ナイフ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
日本の宝にして宇宙一のロックバンドである少年ナイフは今も不動の一位。冒頭の「Rock Society」からして「Let's Rock!」と連呼してくれる。ここでまず泣く。永遠にこのまま続けて欲しい。
■2位 toddle / I Dedicate D-chord
I dedicate D chord toddle Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ぼくはこういうロックが好きなの!!!!!!
■3位 BREAKfAST / 3rd&Army
3rd&ARMY BREAKfAST Amazonで詳しく見る by G-Tools |
とにかくセンスの良さが光るバンド。ぼくがスケボーを買ったのはこのバンドの影響が大きいのだが、まだ全然乗れてないので今年は乗れるようになりたいです。
■4位 Hanoi Rocks / Another Hostile Takeover
アナザー・ホスティル・テイクオーヴァー ハノイ・ロックス Amazonで詳しく見る by G-Tools |
再結成ハノイの第2弾。第一弾の"Twelve Shots on the Rocks"はマイケルのソロの色が強かったけど、新作はよりハノイらしくなった気がします。今回はメンバーチェンジ等もあって実質ほとんどマイケルとアンディだけで録音したみたいなのだが、既に新作の制作に入ったということなので「バンド」としての新生ハノイの真価が問われるのは次だろうね。
■5位 大友良英 produces さがゆき sings / see you in a dream
see you in a dream~大友良英 produce さがゆき sings~ 大友良英 さがゆき Amazonで詳しく見る by G-Tools |
年末ギリギリに買って即座にランクイン決定。中村八大の名曲の数々を最高のメンバーでリメイクして演奏。ブックレットも気合入ってて超読み応えがあります。
■6位 The Darkness / One way Ticket to Hell ... and Back!
ワン・ウェイ・チケット・トゥ・ヘル…アンド・バック(初回生産限定) ザ・ダークネス Amazonで詳しく見る by G-Tools |
こちらも年末ギリギリに買って即座にランクインが決定。1stと比べて馬鹿さが後退して重厚になったが、個人的にはこっちのが好き。
■7位 大友良英 / Guitar Solo
ギター・ソロ 大友良英 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
大友さん初&待望のギターソロアルバム。「青い凧」みたいなメロディの美しい曲とエレキギターでのノイジーな即興と、続けて聞けばちゃんと一貫してるのがわかると思います。
■8位 System of a Down / Mezmerize
■9位 System of a Down / Hypnotize
Mezmerize System of a Down Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Hypnotize System of a Down Amazonで詳しく見る by G-Tools |
この2枚はセットで。素っ頓狂な曲展開、現代文明への警鐘とナンセンスを行ったり来たりする歌詞。圧倒的ですね。
■10位 Bullet for My Valentine / The Poison
ザ・ポイズン(3ヶ月限定スペシャル・プライス) ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン Amazonで詳しく見る by G-Tools |
最優秀新人賞。ウェールズ出身。メタルとヘヴィロックのいいとこどりというか、今っぽい重いリズムにアイアンメイデンみたいなツインリードが乗ったりする構成がメタルの現在形という感じで大変かっこよろしい。
2006年01月02日
新年会
本八幡の同僚宅で新年会。
書初めをしました。今年のテーマ?
ウノとかジェンカとかなつかしいゲームをしつつ、Led ZeppelinのDVDを見たりしてコタツでダラダラと呑み続ける。やがて寝落ち。
2006年01月01日
東京ゾンビ
元日は映画が1000円!ということで、毎年映画を見に行くのが習慣になっている。今年は何を観ようかなーと思ったのだけど、結局『東京ゾンビ』にした。
花くまゆうさくの原作は読んでないので「哀川翔兄さんがハゲヅラで浅野忠信がアフロ」という前情報しかなかったのだけど、脱力ギャグの連発&不思議とシミジミ、な大変楽しい映画だったので、まあそれなりに正月にふさわしい一本だったのではないかと。
翔兄さんはハゲでも全然カッコいい。あと浅野忠信って実は結構喜劇が向いてるんじゃないかと思った。「お笑い」じゃなくて「喜劇映画」ね。なんかこうねえ、間とか台詞回しがいいの。ジョニー・デップがコメディ演技やるときの感じを思い出した、つったら褒めすぎかしら。
THE FINAL OF 2005 ~第2部~presented by SHINJUKU LOFT
■2005年のライブ締めは新宿ロフトのオールナイト。出演者はこんな感じ。
・特撮
・Laughin' Nose
・Dust'N'Bonez
・ニューロティカ
・The Street Beats
・Battle of Ninjamanz
・Hate Honey
・宮城マリオ
■実家で紅白を途中まで見て(矢口が歌う姿を見れただけで感無量すぎたので続きは観ませんでした。あと中澤姐さんの「み・だ・らー」が久々に聞けたのも感慨深い。欲を言えば最後の「LOVEマシーン」ってセリフは矢口で聞きたかったけど、そこはまあ「今のメンバー」に譲るのが筋ってもんだよね)
■で、新宿につき、タワレコでちょこっとレコードを買ってからロフトへ。おお、なんかすげえ並んでる! 整理番号順に入場中。前売を買ったのは結構直前だったのだけど番号が結構若くて「大丈夫か?」と思ってたのだが、なんのことはないぴあの整理番号とロフトで直接買うのとは違う番号がつくのね(ライブハウスではよくある話)。
■ということでスタート時間の23時ちょうどくらいに入場。なんと最初は特撮。過去3回くらい見てるものの、最後に見たのは3、4年、や、もっと前かも。ということで知らない曲ばっかだったけど、やはりかっこいい。久々に観たらナッキーの髪型が橘高みたいになってたので驚きました(笑)。
「除夜の鐘の代わりに我々特撮があなたたちお客さんにファンファーレを! さあエディ、ファンファーレだ!」というMCに続いて「サンフランシスコ」のイントロが始まった時は鳥肌モノでしたな。
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■2番手はラフィン。今年3回も観ることになるとはねえ(笑)。ということで勿論前のほうで観ます。ギター側、2列目くらい。ちょうどラフィンでカウントダウンだったのだけど、一度「Sane Revolution」をワンコーラスで中断したらまだ12時まで2分くらいあって、そしたらポンがすぐに続きを弾き始めちゃって、時間を気にしつつもビシっと12時40秒前くらいに完奏。で、バーっとクラッカーを配り、12時の時報と同時にみんなで鳴らして間髪入れずに「Paradise」!これでもう即死!この日やった古い曲は「Broken Generation」「Paradise」、んで最後に「Get The Glory」。まさか2006年の年明けをチャーミーのダイブを受け止めて過ごすことになるとは思わなかったよ(笑)。やっぱこういうバンドはチッタとかじゃなくて、こういうライブハウスで観るのがいいよなあとつくづく思った。
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■そして次はDust'N'Bonez。まさか2006年の最初のライブで森重と戸城を観て過ごすことになるとは思わなかった。しかも最前列で(ベース側)。いやあー、かっこいいねえ!事前にとみぃさんからライブでの森重と戸城については「異常にかっこいいっすよ」と言われていたのだけど、ほんとにその通り。滅茶苦茶華がありますね、このひとたち。Ziggy時代よりさらにベースの手数は多くなった気がする。ギターもジャンプしまくって頑張ってるし、ドラムはすげえ音がでかくてかっこいいし、んでもってとにかく森重の一挙手一投足がキマってるのです。また観たいなあ。
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■次のニューロティカって、実は今まであんまりちゃんと聞いたことがなくて、ライブももちろん初めてで。で、しかも結構偏見を持ってたところがあって。というか、バンドブームの頃に出てきた所謂「ビートパンク」みたいなのって、一時ぼくにとっては「唾棄すべきもの」だったわけ。海外ではとうてい通用しないようなドメスティックな、奇形的進化の結果としてのジャパニーズロック、みたいな。なのだけど、最近はすなおにそういうのもいいなあと思えるようになってきて、「外国のロックと違ってもいいじゃん」と思えるようになってきた(まあ、あたりまえの感覚だよね、今にして思えば)。で、初めて観るニューロティカはとにかくすっげえ楽しかった!笑えて泣けてもう最高!みたいな。これはまた単独でも観たいなと。
■The Street Beatsは中学生のころ1stアルバムが出て、当時はかなり聞き込んでたのだけど2nd以降は全然聞いていなかった。で、実際観たところ、概ね変わってないな、と思った。基本的にはOKIの歌がメインで、あとギターのメロディの特徴的な乗せ方とかは一緒。知ってる曲はやらなかったけど違和感は全くなし。最近の音源も聞いてみたいところ。とりあえずベスト盤でも買ってみますかね。
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■いきなり若くなってBattle of Ninjamanz。ぼくはモッシュは平気だけど、ニュースクールのひとの腕振り回すやつとかサイコビリーのひとのパンチ合戦とかはちょっと苦手な軟弱者である。が、ちょっと下がったところで観てたら見覚えのあるスパイキーヘア=チャーミーが前の方に行くのを観て「俺も負けてらんねえ!」とか変な義務感に駆られて前の方へ。パンチ合戦には加わらないものの最前列近くで思いっきり暴れました。
■で、Hate Honeyは名前だけは知ってたんだけど、何故かモーターヘッド系のジャパコアだと思ってたら全然違ったので驚いた。モーターヘッド感はちょっとはあるけど、どっちかっつうと爆走ロケンロール系ですな。「Can't Take My Eyes On You」のパンクカバーとかかなりカッコよし。
■というところでバンドはここまで。この後はエアギターの達人・宮城マリオ。一曲目は「デトロイト・ロック・シティ」で、エースのパートをかなり細かく再現。そして次が「スモーク・オン・ザ・ウォーター」(笑)。観てると楽しいんだけど、全バンドをかなりガッチリ見たので疲れたからこの辺で引き上げ。歌舞伎町の「リトルスプーン」でカレー食って実家に帰りました。とにかく全バンド素晴らしくて、2006年は最高の幕開けだと思ったな。どうせならあと横道坊主とG.D.フリッカーズも出せばいいのに、とか思ったりもしたけどw
2006年あけましておめでとうございます
2005年ラストライブ/2006年年明けライブは新宿ロフトのオールナイトでした。全バンド大変素晴らしかったです。詳細はのちほど。
2006年最初に聞いた音楽はラフィンの「Paradise」でした。クラッカー鳴らして間髪入れずにあのイントロを弾き出した時にはもうグッと来すぎて泣きそうでしたよ。
ということでなんかいいスタートが切れた気がします。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。